2006.01.02

天文 : 1月3日深夜、しぶんぎ座流星群を見よう 2006 (Quadrantids Meteor Shower in Jan. 3, 2006)

しぶんぎ座流星群 - Quadrantids Meteor Shower

1月4日未明 (1月3日深夜) に、しぶんぎ座流星群が出現のピークを迎えます。今年は、予報ピーク時刻が日本時間4日午前3時頃、しかも月明かりもなく、絶好の観測条件です。うまく予報が当たり、かつ運良く晴れてくれれば、都市から離れた空が澄んだ場所で1時間あたり50個程度、都市郊外なら1時間あたり10個ぐらいの流れ星が見られるかもしれません。新年初の天文現象をぜひ眺めてみませんか?

Quadrantids Meteor Shower can be seen in midnight of Jan. 3 in Japan. Predicted peak time for this year is Jan. 4, 3 AM in Japan time (Jan. 3, 6 PM in GMT). And there will be no moonlight. It is best condition to see this in Japan :)

この流星群の放射点は、図に示すように、北斗七星の近くにあります。しかし、流星はこの放射点の方向にしか見れないわけではなく、空全体のあちこちに流れます。ですから、観測する際は、この方向を見なければいけないというわけではありません。街灯などがなるべく無い空が開けた場所で、どの方向でもいいのでとにかくぼーっと眺めればOKです。見ごろの時間は、放射点の高度が20度を超える4日午前1時半ぐらいから、夜明け前まででしょうか。

実はこの流星群、8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群と並び、年間三大流星群のひとつなのですが、あまり知名度は高くないようです。知名度が高くないのにはいくつか理由があって、まずはこの流星群、当たり外れが大きいんです。これは、ピーク前後の数時間のみにたくさん流れ、その時間を外れるとあまり見られないという特徴があるためです。ですから、ピークを外れた年は全然見れないし、当たればたくさん見れるわけです。

今年は、予報ピーク時間が日本時間1月4日午前3時頃と、日本から観測しやすい時間であり、しかも月明かりも無し。このような絶好の条件は滅多にありません。今年を逃すと、次に日本で今年と同等の条件となるのは2014年です。もっとも、この日本時間1月4日午前3時頃という予報は、ピーク時の平均的な太陽黄経 (つまり地球の位置) を元にした予報であり、この方法の場合、予報と結果が大きくずれることが少なくありません。したがって、実際に見られるかどうかは運次第です。

もうひとつの大きな問題が、天候。この時期、日本海側では滅多に晴れません。今年の冬の日本海側は、例年と比べても特に晴天率が悪いように思います。現段階での1月3日深夜の富山県の予報は雪。運良く晴れる可能性はほとんどないかもしれません。その反面、太平洋側では晴れる地方が多いような感じですね。いっそ太平洋側まで遠征したいなぁ。

そして、最後の問題が、寒いこと。観測する際は、充分な防寒対策をお忘れなく。さらに、戻ったらすぐに入れるように、お風呂を準備してから出かけると良いでしょう。長大な電源コードを使って野外でコタツ観測・・・とかできると最高ですが、人目につく場所でやると怪しすぎる(^^;; 屋上があるお宅ならあるいは可能かも??

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>> 2006年の主な流星群 (Meteor Showers in 2006)

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