2006.01.06

天文 : 固定撮影でM42オリオン大星雲を撮る (M42 Orion Nebula with simple tripod)

M42 オリオン大星雲 ~ M42 Orion Nebula
Canon EOS Kiss Digital N (350D)
EF 100mm F2 >> F2
ISO 1600 / 1.0 sec x 50 frames
1月5日の晩は、Kiss Digital N を購入してから初めて晴れ、ようやく対天体ファーストライトが実現できました。撮ったのはM42オリオン大星雲

一見して、しょーもない画像と思う方が多いかと思いますが、これ、赤道儀ではなく単なる写真三脚を使った固定撮影で撮ったものです。ISO 1600、100mm F2 開放にて、1秒露光×50枚コンポジット (ちなみに2秒だとやや流れた)。M42周辺のみをトリミング。サムネイルクリック後の拡大画像はピクセル等倍です。

富山県高岡市郊外の自宅周辺での撮影で、撮影時のコンディションは細微等級4等星程度、雲を避けながらの撮影でした。

M42が明るいとはいえ、固定撮影でここまで写るのには驚きです。デジカメって素敵っ!

You may feel that this picture is poor. But isn't it interesting the fact that this picture is taken with simple tripod!? (I did't use any motor driven mounts to take this picture!)

この画像、明るい星の周りに青いハロが盛大に出てますが、これは元々は紫色でした。紫色は美しくないので画像処理で青くしたわけです。こんな感じ:

20060106_fringe_killing.jpg

Original picture had strong purple fringes around bright stars. I don't like purple fringes, so I turned them into blue color with image processing. I think that blue fringes are much better than purple ones.

根本解決とはいえませんが、元画像に比べればずいぶんマシになってるかと思います。やり方としては、Photoshop の「色相・彩度」にて、紫系の色相を青側にシフトし、彩度も下げましょう。ここで重要なのは、「紫系のみ」に対して処理することです。紫系以外も含めて全部の色相をシフトしてしまうと変なことになります。ただ、紫系のみに対して処理しても、星雲の色にある程度の影響が出ますので、必要に応じて色相をいじる前の画像と部分合成して調節しましょう。

撮影時に紫外線カットフィルタを使うと元画像の段階でかなり改善できるらしいですが、残念ながら私は持ってません。

ちなみに、今回こんなことをやってみたのは、たまたま見つけたこの記事 (かたばみ製作所さん) に触発されて、自分でもやってみようと思ったためです。かたばみ製作所さんに感謝!

なお、この晩は20cmシュミカセ直焦点でも一応撮影してみたのですが、見事なまでの盛大なピンボケ。その後曇ってしまい、20cmシュミカセでの比較的まともな画像は撮れませんでした。今度晴れたら再挑戦してみるつもり。

>> C8 で M42 オリオン大星雲 (M42 Orion Nebula with Celestron C8)
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コメント(1)

こんにちはKatabamiです。trackbackありがとうございました。私、先日30秒手動ガイド撮影もやってみたのですが、Tagoshuさんの1秒x50枚の方が綺麗です。デジタル一眼では固定撮影も馬鹿にできませんよね。