February 2006
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2006.02.25

その他 : 五輪フィギュア・エキシビション──村主章枝さんの宇宙

荒川静香さん、金メダル本当におめでとう! 堂々とした見事な演技でした。表彰式で君が代がかかったとき、そっと歌詞を口ずさんでいた姿が印象的でした。

実は、少し前にシャープの液晶ハイヴィジョンの新型、AQUOS Bシリーズの26インチ (LC-26BD1) を予約注文していたのですが、それがうまい具合に女子フィギュア・フリーの前日、2月23日の夕方に届き、地デジのライヴで堪能できました。この機種、発売予定日は3月1日だったのですが、発売日前にも関わらず女子フリーに間に合うように納入してくれたシャープと某大手電器店、そして地方としては他に先駆けて地デジ化を実現してくれたNHK富山、Good Job ですね!

そして、ついさっきまではエキシビションをライヴで見てました。残念ながら今回はNHK地上波ではライヴ中継がなく、アナログCATV (地元CATVではデジタル放送もやってるけど、ウチではまだ契約してない) のBShiで見てたのでハイヴィジョンの恩恵が得られなかったのがちょっと残念ですが、どれも素晴らしい演技で、見て良かったです。

中でも印象に残ったのが、メダルには届かなかったものの4位入賞し、見事エキシビションへの出場を果たした村主章枝さんの演技。リンク中央にそっと置かれた赤いボールはまるで太陽のよう。そして、その周囲を巡る村主さんは惑星、腕の白いフリルはその惑星の雲と空気を表すかのよう。そこはもはや氷が張られた小さなスケートリンクではなく、透明で広大なひとつの宇宙のように思えました。・・・というのはちょっと大げさな表現かもしれませんが、ボールがひとつ置かれていて、その存在を意識するだけで、リンクの広がりが全然違うように感じるんだなぁ、と。

前日の競技の疲れがまだ残っていたのか、ジャンプが綺麗には決まらなかったのがちょっと残念ですが、他のどの出場者よりも印象深い演技だったと思います。村主さんは何かのTV番組で、競技として滑ることは実はあまり好きではなく、ただ、観客の心に届く演技をしたいと語っていたように思います。そんな村主さんにとって、五輪というこの大舞台で見事エキシビションへの出場を果たし、そこで競技という制限には縛られない自由な演技をできたということは、メダルを取ること以上に重要だったのかもしれませんね。

見事金メダルに輝いた荒川静香さんのエキシビションでの演技も素晴らしかったですね。一言で言って、あまりに美しかったです。演技のはじめ、すっと滑り出しのその瞬間がもう本当に綺麗で、なんか一瞬涙が出てきそうな、そしてゆっくりとした演技の中でそんな美しさがずっと続いたような。こういう風にゆっくりとした演技を美しく魅せることは、スピーディな演技を決めること以上に難しいことのように思えますし、金メダリストにふさわしい、素晴らしい演技だったと思います。

他の出場者では、終盤のあのヴァイオリンの生演奏に合わせての演技は素敵すぎました。男子シングル金のプルシェンコのときなんかもう、やばいというか、危ないというか、あれはもうおかしいみたいな。現地で生で観られた人がうらやましすぎです。

ところで、村主さんの演技を見てふと思いついたのですが、リンクの上部にメガスター (ネスカフェのCMでおなじみの世界最強のプラネタリウム) を逆さに設置して、フィギュアの演出に使えないかなーと。ドームではなく平らなリンクへの投影、しかも広さがそれなりにあり、さらに演技者にスポットライトを当てた状態でも充分に見易いような高輝度の実現など、難しい問題もあるとは思いますが、学術的な存在としてのプラネタリウムというよりは、ひとつのアートとして展開するメガスターにとって、とても面白い可能性のように思います。大平さん (メガスターの作者) に提案してみようかな?w

さて、もうすぐNHK地デジでのエキシビションの録画放送があるので、今度はハイヴィジョンでもう一度観なければっ!