2009.05.06

釣り : 富山湾西部 黒鯛ホタルイカパターン 2009春

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2008年春から釣りを再開した。釣りは昔からの趣味だが、高校を卒業して東京に行って以後は、富山に戻った後も全くやっていなかった。久々にやった釣りはやはり面白かった。どうせなら少し本格的にやってみようと、海釣り全般を幅広くやりまくったこの一年だった。ルアー釣りにも初めて挑戦してみた。

そんな一年間の締めくくりとなったのが黒鯛ホタルイカパターン。

黒鯛ホタルイカパターンとは

毎年春になると、富山湾には名物・ホタルイカが現れる。ホタルイカは普段は水深200mを超えるような深海に住んでいるが、春には産卵のため浅場にやってくるのだ。富山湾の場合、最深部では1000mを超える激深が岸近くで急激に浅くなるという特徴的な海底地形もあって、ホタルイカは岸まで寄ってくる。時には砂浜に大挙して打ち上げられることもあり、ホタルイカの身投げとして知られている。このように数多くのホタルイカが岸までやってくるのは富山湾だけとも言われている。

そして、このホタルイカを捕食する大型の黒鯛 (チヌ) や根魚、シーバスをルアーで狙うのがホタルイカパターンの釣りだ。餌釣りでは40cmクラスの黒鯛はなかなかお目にかかれないが、このルアチヌでは35cm以下はほとんど釣れず、40cmクラスが普通らしい。

使用ルアー

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私が今シーズン使ったのはこの3つ。画像の最上部には、比較のため生ホタルイカも並べてみた。

フラッターベイツ ズィークイッド90S: ホタルイカそっくりのハードルアー、シンキングタイプ。左右へのウォブリングアクションが無いに等しくスィー、スィーっと泳ぎ、ラインを張らずにフリーフォールさせると、後方にスライドしつつ沈むのが特徴。フックは標準ではトレブルフック×2だが、これは根がかり回避のため比較的小さめのダブルフックに換装済み (※フッキングがかなり悪くなるようなのでオススメしません。ダブルフックにするなら、大型フックを使った方がいいかも)。

ノースクラフト バリスティックミノー80 (ホタルイカカラー): 普通のシンキングペンシル。ホタルイカを模したものではないルアーであっても、色だけでも似せるとホタルイカパターンに対応できるようだ。これはホタルイカパターン用の上州屋オリジナルカラーで、尾部は夜光になっている。弱めのアクションでふらふらと泳ぐのがホタルイカパターンにもはまるらしい。スロー以上の速度で巻くと水面直下~1m弱のレンジを泳いでくるが、デッドスロー (2秒に1巻き程度) に巻くと意外と深く沈むようで、海草を拾ってくることが何度か。根がかりに少し気をつけたほうがいいかも。

ラパラ CD-7: 普通のシンキングミノー。カラーもホタルイカパターン用に開発されたものではなく、普通のオレンジ。ノーマル以上の速度で巻くとキビキビと小刻みにウォブリングするが、デッドスローに巻くとゆらりゆらりと泳ぐ。根がかり回避のためフロントフックのみダブルフックに換装してある。CD-7のフックは小さめだが、黒鯛は噛む力が強く、小さめのフックでは噛み潰されてしまうこともあるという。でも個人的にはまだそういう経験はないし、フロントフックをダブルフックに換えてもフッキングが悪くなった印象は受けない。

この他、ズィークイッドと並んでホタルイカルアーとして有名なラウズ85Sも一応持ってたりするのだが、何故か色が真っ黒な奴。ずいぶん前に買ったのでなんでこんな色を選んだのかは覚えていないが、釣れそうな色に思えないのでほとんど使っていない。

なお、生ホタルイカをジグヘッドにセットしてソフトルアー代わりに用い、ルアー釣りの要領で釣るというちょっと邪道な釣り方もあるようだ。こちらはまだ試したことが無い。

ロッド/リール/ライン

ロッドはタニヤマ・シープローラー902。約5千円という低価格の割には良くできていると言われるMLクラスのシーバスロッドで、ルアーMAX21g。

リールはダイワ・スプリンターR2500。ワゴンで3千円ぐらい。ラインはサンライン・キャストアウェイPE1.2号 (20lb)+ショックリーダー・ナイロン5号 (20lb)。メインラインとリーダーの結束はSFノット、リーダーとスナップの結束はパロマーノット。

要するにごく普通のシーバスタックルであって、黒鯛向けに用意したものではない。

ポイント/条件

ホタルイカが接岸し、その発光がちらほら見えるコンディションなら釣れる可能性大。ホタルイカが確認できない状況だと魚の活性が低いし、逆に大量接岸してしまうと魚はおなかいっぱいになってしまって釣れないようだ。

ではホタルイカはいつどのような場所に接岸するのか。基本的には、3月~5月にかけての暖かい南風の夜が良いらしい。そんな夜は海は凪いでいるし、凪の海であの黒鯛が釣れるのかと思う人もいるかもしれないが、この釣りの場合、凪でもいいのだ。時間帯は、深夜から明け方にかけて。特に新月の大潮の満潮前後がベストとされるが、小潮や長潮の夜でも接岸することがある。

場所は、私のホームである高岡市周辺の場合、外向きの場所ならどこでも可能性があるようだ。具体的には、西から順に、国分の浜の堤防、国分のタンク裏、小矢部川左岸~万葉埠頭の付け根、小矢部川右岸~庄川左岸 (六渡寺)、新湊旧漁港 (庄川右岸に隣接する漁港、テトラが小型で比較的歩き易い)、奈呉の浦 (新湊旧漁港と新湊新漁港の間のテトラ帯、テトラが巨大で危険性高し)、新湊新漁港 (外向きのテトラは巨大で危険性高し)、海王丸パーク赤灯台 (別名・富山新港西堤) の付け根から西に延びるテトラ帯、富山新港東堤、などなど。テトラ帯が多く、足場が悪い場所が多いので注意。

夜間テトラに乗っての釣りは危険性が高く、ライフジャケットやスパイクブーツといった安全装備の徹底はもちろん、万一落ちて死んでも誰も恨まないようにしよう。

なお、ホタルイカの大量身投げではもっと東寄り、四方浜~八重津浜~岩瀬浜~浜黒崎のあたりが有名らしい。ルアチヌ有望ポイントも多いのだろうが、私は新湊より東側にはほとんど行かないのでよくわからない。

Yahoo! ワイワイマップ: 富山湾 黒鯛ホタルイカパターン ポイントマップ
超高解像度の航空写真でポイントを確認できます。

釣り方

基本的には、ホタルイカの発光がはっきり見えるようなコンディションの場合、中層~表層をデッドスロー (2秒で1巻き程度) で巻いてくるだけでいいようだ。浮いたホタルイカを狙って黒鯛も浮いてきているのだろう。だから根がかりのリスクを犯してまで底を探る必要はないが、テトラ際を探る際には沈みテトラには気をつけたい。

ホタルイカが接岸していない夜であっても、この時期であれば黒鯛は普段からホタルイカを意識しているため、釣ることは可能であるらしい。そんな夜の場合は底を探ってみたりする必要もあるのかもしれないが、初心者の私には無理なんだろうなぁ。

より詳しくは

ホタルイカルアー「ズィークイッド」のメーカーであるフラッターさんのブログで富山県東部在住の松本さんという方がとても詳しく紹介してくれているので、ぜひ一読してみると良いだろう。

2009年3月18日未明 新湊のテトラ帯

3月11日前後の大潮の夜は残念ながら寒くて気候条件が悪く、この3月18日の未明は、ようやく訪れた暖かな南風の夜だった。潮周りは小潮だが、きっとホタルイカに逢える! そう信じての出撃だった。

ポイントは新湊のテトラ帯、開始時間は午前4時過ぎ。とても暖かく海はベタ凪。期待したとおり、数は多くないもののホタルイカが接岸していた。ホタルイカの光は、TVや写真で見たことはあっても、肉眼で見るのは初めてだ。ホタルのような淡い光なのかな、と思っていたのだが、実際見てみるとすんごい明るい。ピカーッって感じ。光るのは1回あたり3秒ぐらい。その光は蛇行し、時には螺旋まで描く。魚に追われているのだろう。なお、ホタルイカの光は本来は青いのだが、残念ながら色まではわからず、白っぽく見えた。

水中ではボワっと広がって見えるその光が、ガポっという音とともに一瞬水上に露出して点になり、フッと消えてしまったこともあった。ホタルイカが喰われた際、魚に咥えられた状態で一瞬だけ水面に出たのだろう。

その光が確認できるのは、テトラ際~テトラから15mぐらいの距離までだ。割と遠くのテトラ際での光も確認できるが、沖目のほうでは発光は確認できない。沖目の方では、上層では光っていないのかもしれない。低層を泳いできたホタルイカが、テトラ際に追い詰められた結果、上に逃げざるを得ないのだろうか。

黒鯛の期待が高まる中、ホタルイカルアー「ズィークィッド」を投げる。狙いは、ホタルイカの光が見えるテトラ際。テトラ帯から15m前後の位置に着水するように斜めに投げ、少し沈めてからデッドスローに引いてくる。

足元近くの位置でごく稀にアタリらしきものがあるものの乗らない。ズィークイッドの特徴であるZフォールを試してみたところ、確かな反応が得られたがやっぱり乗らない。フックを小さいダブルフックに換装してあるせいか? このときは、上の写真にあるものよりさらに小さいフックを付けてた・・・。だってズィークイッド高いんだもん。2000円近い。そのうち無反応に。

午前5時を過ぎ明るくなってきた頃、CD-7 (オレンジ) にスウィッチ。このCD-7、ルアチヌで実績があることは知っていたものの、ホタルイカルアーというわけではないし、以前から持っていたものであってルアチヌ用に買ったわけでもないため、あまりチヌの期待はしていなかった。むしろメバルでも釣れれば、と。

その1投目、20カウント沈めてゆっくり引き始めたその瞬間にアタリ、20cmクラスのメバルをゲット。そのままメバル爆釣を期待した3投目、シーバスロッドが一気に半月に曲がる。ロッドを煽って追い合わせを入れてしっかり乗せ、ファイト開始! 穂先は激しくばたつく。間違いない、黒鯛だ!

ドラグを少し引き出されながらも慎重に寄せる。タモ入れもスムーズで全てが完璧にできた。それは39cm/1.2kgの黒鯛でした。40cmに届かなかったのは残念ですが、人生最大の黒鯛です。

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すごく冷静にやりとりできたつもりだったが、取り込み後になって心臓バックバクで息もあがっていることにようやく気付く。これだから釣りはやめられない。

黒鯛の刺身はあまり好きではなく、普段は塩焼きにしたり、ムニエルにしたりすることが多いのだが、せっかくの大物なので刺身で食べた。これがすごく美味しかった。魚の味が季節その他によって全然違うことを実感し、自然の恵みに感謝。

2009年4月9日未明 新湊のテトラ帯

3月下旬はまた寒くなり、また暖かさが戻った頃のこの夜。残念ながらホタルイカの光は確認できず。

ルアーを投げるも全くアタリ無し。メバル用の小型ミノーにも反応は無い。他にはウキ釣りやっている人が1人居たが、このウキの光には投げ込んだ直後ぐらいから反応が見られ、メバルが順調に釣れているのが確認できる。しかしこっちのルアーには何の反応も無い。

そのうちウキ釣りの人のウキも反応が鈍くなり、ウキ釣りの人は引き上げてしまった。こっちのルアーにも相変わらず反応が無い。

一人ルアーを投げるも、既にやる気は切れてしまった。そんな中、ふと隣に人影を感じる。そちらの方を見てみてもやはり誰も居なかったが、隣に立って私の釣りを静かに観察している、そんな感じの人影に思えた。

そしてまだ薄暗いけどもうやめようかと思っていた頃、ホタルイカが1匹だけキラリ。その光に助けられてやる気を取り戻し、しばし続行。

だいぶ明るくなった中、CD-7をデッドスローで巻いてきていたところ、穂先がすすーっと引き込まれる。前回のようなガツンと来るアタリを期待していたのだが、これ何? 魚というよりは、何か得体の知れないものにちょっと思え、呆然と穂先を眺めてしまった。穂先はさらに引き込まれ、そして暴れだす。ここでようやく黒鯛だとわかり、あわてて追い合わせを入れる。幸いバレていなかったが、まだ呆然としたままあれ? あれ? って感じでボルテージは上がらない。そんな中なんとか寄せ、そしてちょっと手こずりつつもタモ入れ。

上がったのは43cm/1.4kgの黒鯛。45cmには届かなかったが、サイズアップに成功。しかし前述のようにやりとりがあたふたしてしまったこともあり、大きい割にはちょっと感動が薄かった一匹だった。

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2009年4月?日未明 新湊のテトラ帯

正確な日付は覚えていないのだが、ホタルイカの接岸が確認できない状況下での釣り。

アタリはあった。でも、ツンツンツン、という、かじったというよりは触った程度のアタリなのだ。黒鯛はときにそんなアタリ方をしてくることは知っていたので、多分黒鯛なんだろう。そんなのが何回かあったものの、これじゃ合わせようがなく、しっかりしたアタリは皆無。

結局そんな感じで終了で、ホタルイカが接岸していない状況の難しさを痛感した朝だった。

2009年5月1日未明 新湊のテトラ帯

この夜はホタルイカの接岸が確認できた。

開始早々にバリスティックミノー80にアタリ、グッと穂先が引き込まれる。黒鯛だ! そう思ったが、2匹釣っての慢心ゆえか、アワセが間に合わなかった。黒鯛の口は硬く、黒鯛がルアーを咥えている間にロッドを強く煽ってフックを食い込ませないとうまく乗らないことが多いのだ。そして残念ながらバレ。完全に自分のミス。次いで同様のアタリがあるも、先ほどのミスを引きずって冷静になりきれていなかったため、やはりアワセが遅れてバレ。

その後はルアー変えたりレンジ変えたりポイントを移動してみたりと色々やってみても何の反応も得られず、明るくなって終了。

明るくなってから随所でナブラが湧き、サワラ (といってもサゴシサイズ) がさかんに跳ねてたのでメタルジグで狙ってみたが、比較的簡単に釣れるはずのサワラすら釣れず結局坊主。

2009年5月2日未明 新湊のテトラ帯

この朝は是非とも釣りたかった。というのも、5月1日から3泊4日の予定で母と兄が母の生家のある九州に行っていたからだ。母の実母は体のほうはまだまだ元気のようだが、すこし痴呆が進んでしまっている。まだ元気なうちに逢っておこう、と思っての帰省だった。私は猫の世話をしなきゃいけないこともあって同行はできなかったが、せめて美味しい魚が届けられれば、と願っていた。そして、母と兄が現地にいる翌5月3日の夜までに届けるには、この朝に釣る他にない。

幸い昨晩に続きホタルイカの接岸が確認でき、期待度は高い。開始からまもなく良型のメバルと思しき魚がヒット、元気いっぱいで25cmぐらいはありそうだったが足元まで寄せてからバレ。だが今日の狙いは君じゃない。

続いて黒鯛と思しきアタリがあった。だが昨日と同様、アワセが遅れたために乗せることができなかった。だがこれは仕方が無い。自分は初心者だ、こういうミスはどうしてもある。昨日の最大のミスはアワセが遅れたことじゃない、そのミスを2回目のアタリにまで引きずってしまったことだ。今朝は条件が良い、アタリはきっとまたある。そのときに対応するため、冷静でいるんだ。

いつものようにCD-7を斜めに投げてテトラ帯から比較的近くに着水させ、少し沈めて糸ふけを取って巻き始めようとした瞬間、ルアーが寄ってこないことに気付く。引き込まれるというよりは、その場で止まっているという感じ。そういったことに惑わされず、今度こそしっかりアワセを入れる。

アワセを入れると、それは少し寄ったように思えた。だが生命感は伝わってこない。続いて巻き始めると、それは動かない。根がかり? いやそんなに沈めてはいない。ロッドを立ててあおるると、少し引き込まれたような? しかし黒鯛のようなガンガン叩く感じは全く無い。ロッドを強くあおるクソ重かったが、ようやく寄り始める。その後は幾分軽くなり、ボラみたいなぬぼーっとした引き応えで素直に寄ってくる。ゴミを引っ掛けたわけではないようだが、これ、黒鯛じゃないんじゃね? 何だろう。

足元まで寄せ、水面に浮かすと、白っぽく細長い魚がゆらゆら泳いでいるのが見える。セイゴか何か? タモですくってみると、細身の見かけにもよらず意外にもクソ重い。あれれ?

結局この魚は45cm/1.8kgの黒鯛だった。白く細長く見えたのは、黒鯛の腹だったのだ。そして変な引き応えの謎も解けた。テールフックが唇にかかり、フロントフックが頬にかかっていたのだ。スレ掛かりではないが、それに近い状態になったために変な引き応えになったのだろう。唇にかかったテールフックは、唇が伸びて外れかかっており、フロントフックが頬にかかっていなかったらバレていた可能性が高いだろう。際どかった。

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まだまだ暗かったのでその後も続けてみたが、その後はアタリは無く終了となった。

帰宅後、九州に送る前に下準備としてウロコを落とし、内臓を取り除く。魚の形を留めつつも、現地に着いてから捌く手間を軽くするためだ。その作業をしていると、弟 (うちは3人兄弟だが、3人とも釣り好き) が東京から帰省してきた。黒鯛の刺身はふるまえなかったが、黒鯛の肝を煮付けにして食べてもらった。黒鯛の肝は味の個体差が大きいようで、苦くて喰えないものもあるみたいだが、幸いこれは美味しかったようだ。

あとは送るだけだが、これがまた難関。母の実家は九州でも陸の孤島みたいな奥まった位置にあり、翌日着でクール便を送るのは難しいのだ。色々調べてみたが、クロネコヤマトやペリカンのクール便は2日かかるし、佐川急便の飛脚航空便は電話で聞いてみたら対応地域外と言われてしまった。そんな中、チルドゆうパックの輸送時間を調べてみると、翌日夜間という表示が。

夜間だと夕飯の時間を過ぎてからの着になってしまうかもしれないが、より良い選択肢は見つからない。チルドゆうパックに集荷を依頼すると、午後1時ごろに引き取りに着た。あとはなるべく早く着いてくれることを願うのみ。

そしてこれは翌日の午後7時過ぎに現地に着いた。ちょうど夕飯を食べ始めるタイミングだったそうで、なんとも丁度いい時間帯に着いてくれたものだ。そしてとても美味しかったらしく、おばあちゃんも母がびっくりするぐらいたくさん食べてくれたそうだ。

この人生最大の黒鯛は、ぜひ釣りたいタイミングで釣れて、弟の帰省タイミングにも合ったし、母の実家にもタイミングよく届けることができた。釣れるべくして釣れた魚なのかもしれない。

釣りの名人だった母の実父が亡くなった際、私の弟が現地で釣りをして、びっくりするほどの大物を釣り上げたことがある。そのとき、おばあちゃんは「おじいちゃんがやって来たんだ」と言っていたそうだ。だとすると、今回釣れたこの黒鯛もそうかもしれない。兄も今回九州で釣りをしてちゃんと釣れたそうだが、その前の夜、おじいちゃんが夢枕に立って「ここポイントよ!」って教えてくれ、釣れたのはまさにそのポイントだったそうだ。そういえば4月9日の朝に、誰も居ないはずの隣に感じた人影も、おじいちゃんだったんだろうか。

釣りは、誤って海に転落すれば死ぬこともある。今年も、私が良く行く場所の近くで夜間に釣りをしていて落水し、残念ながら亡くなった方がおられる。また、魚は詩の世界では魂の象徴とも言われる。その魚を釣り上げて殺し、食す。そんな釣りには、どこかに霊的な繋がりがあるのかもしれない。

最後に

と、こんな話をした後で身も蓋も無い話を最後に。

3匹釣って思ったんですが、MLクラスのシーバスロッドは黒鯛には強すぎ。45cmの黒鯛でも割りと難なく寄せられて、釣趣が足りない感じです。かといってメバルロッドじゃ初心者の私には無理があるし、MAX5gぐらいなので、使えるルアーも限定される。ルアーMAX10gぐらいのロッドが最適かもしれません。

ちなみに、ここに紹介したのは釣果の全てだが、釣行の全てではない。行ったけど釣れなかったことは何度もある。ただ、ホタルイカの接岸が確認できた日についてはここに紹介したのが全て。ホタルイカの接岸さえあれば、高確率で釣れる釣りのようですね。

また、ズィークイッドにもバリスティックミノーにもアタリはあったものの、ゲットできた3匹についてはヒットルアーは全てCD-7でした。最初に釣れたルアーだからといってそればっかり使ってたというわけではないんですが、個人的に信頼性大です。

Category: 釣り

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