2009.09.01
PC : PC故障&修理 2台目: Intel Atom 積んでみた
先日壊れて修理したPCとはまた別のPCが故障した。そのPCを使っていた家族によると、何の前触れも無くいきなりぷしゅーんと電源が落ち、その後電源ボタンを押しても無反応になったという。
電源ボタンを押しても、電源のファンすら回らない。電源を余っていた他の電源に交換しても症状は変わらず。おそらくはマザーボードが死んだのだろう。
このPCも古いもので、なんか Duron の 800MHz だったかが積んであったような。
使用頻度がさほど高くないPCだし、信頼性も性能も大して必要ないので、使えそうなものはそのまま使い、新規購入パーツも中古は避けた上で極力安く上げようと思う。電源は一度壊れて新調してあるのでとりあえずそのままで、ドライブ類もそのまま。マザーボード、CPU、メモリ、ビデオカードを交換することにする。
ということで、購入したパーツは以下の通り。
- マザーボード: Gigabyte GA-GC330UD - 約9,000円
- メモリ: DDR2-SDRAM 2GB×1枚 - 約3,000円弱
- 計 約12,000円
CPUもビデオカードも買っていないが、CPUは Intel Atom 330 という省電力CPUがマザーボードとセットになっており、グラフィックもオンボード搭載されていたりする。
この Intel Atom というCPUは昨年夏に登場したシリーズで、主としてネットブックと呼ばれる廉価ノートPCや、ネットトップと呼ばれる廉価省スペースPCに用いられている。その中でも現在の最上位タイプである Atom 330 は、1.6GHz のデュアルコアという、なかなか立派な性能だ。これまでの Duron 800MHz と比べると、単純比較で4倍である。
CPUの単品販売は基本的にされておらず、自作用途としてはマザーボードに組み込まれた形で販売されている。そして、そのマザーボードも、一部例外はあるが、省スペースPC向けの Mini-ITX と呼ばれる小型タイプがほとんどだったりする。
Mini-ITX という単語は個人的にはちょっと聞き慣れないのだが、一般的な ATX や MicroATX とネジ位置の互換性があるらしく、普通のATXケースに積めちゃうらしい。ということで、これまで使っていたATXミドルタワーケースにそのままセットしてみたのが冒頭写真。中身スッカスカだが、別に困らないので無問題。
一通り配線して電源スイッチを押してみると・・・
うぃーん・・・ブブッ・・・ぼんっ!! ぷしゅー・・・
・・・!!? 電源からスパーク、そしてうっすら煙が・・・ とりあえず電源コード抜いて・・・、配線を再確認してみると・・・
このマザーボードには2ヶ所電源コネクタがあって、一箇所は20ピンの細長いコネクタ、もうひとつは4ピンの田型のコネクタなのだが、田型のコネクタには白い田型オスコネクタを刺すべきところを、黒い田型オスコネクタを刺してしまっていた。色以外は良く似たコネクタではあるが、微妙に形状が違っていて間違えて刺そうとしても簡単には刺さらないようになっているんだが、そんな無理に押し込んだわけでもないのになんか刺さってしまったようだ。・・・初歩的なミス・・・。
これで電源はもう死んだと思われる。古い電源なのでまあいいけど、最悪マザーもだなぁ。
幸い使える電源はもう1個あったので、とりあえず電源を交換し、今度こそ正しく配線して電源スイッチを入れる・・・・・・無事電源が入り、BIOS 画面も表示された!! ひと安心。マザーの寿命はだいぶ縮んだかもしれないが・・・とりあえず気にしない。
ただ、Windows XP は起動してくれない。セーフモードも駄目。しかし、これは IDE の HDD でマザーを交換した場合はよくあることなので想定内だ。復旧のため、Windows XP のインストールDVDを挿入し、修復セットアップをかける。
これで無事HDDから Windows が「ようこそ」画面までは起動するようになったが、ログインしようとするとライセンス認証 (アクティベーション) を求められた。PCの構成が大きく変わったので、これも想定内であるが、ネットワーク設定の関係でオンライン認証が通らない。でもネットワーク設定のためにコントロールパネルに行くことすら許してくれない。
そこでとりあえずセーフモード (ネットワークなし) で起動し、ネットワーク設定をやることにする。しかしLANドライバがまだ入ってないせいなのだろう、コントロールパネルでネットワーク設定を見ても空欄だ。
マザーボード付属のドライバディスクを入れ、ドライバをインストールしようとしてみたが、このインストーラはセーフモードでは動作しないようだ。インストーラに頼らず手動インストールしてみようか・・・んー、そういうのは久々で勝手がよくわからん・・・。
仕方なく電話経由でアクティベーション。やたら桁数の多い数字の羅列を伝えたり聞き取ったりで面倒くさくて仕方なかったが、なんとか完了。
修復セットアップの後は Windows の各種更新がまだの状態の素の XP SP1 に戻されるので、Windows Update で一通り更新をかける。まず XP SP2 導入・・・成功。次いで XP SP3・・・何故か途中でブルースクリーン。まぁ、SP3 入れなくても別に良いや、ということで他の更新を一通り導入・・・100項目以上あるぜおい、、、
そんな感じで、パーツ交換作業も含め半日以上かかったかなぁ。
生まれ変わったこのPC、CPU性能もグラフィック性能も、今時の基準では最底辺だろう。でも、こんなPCでも、以前に比べればずいぶん速いし、Google Earth とかそれなりに動いちゃうなぁ。3Dゲームとかバリバリやんないようなほとんどの人にとっては充分過ぎる性能。
先日壊れて修理したPCの場合は、ビデオカードを積む必要性があったのと、PCIスロットが最低2本必要だったために Atom は選択肢から外れたけど、グラフィックカードが積めて PCI スロットが2本あれば、CPU 性能的には Atom で充分だった。
オンボードグラフィック性能が高い Nvidia ION チップセット搭載の Atom マザーや、PCI-Express x16 スロットを持ちグラフィックボードを搭載可能な Atom マザーも一部にはあるけど、現状では値段的にちょっと微妙な印象。
CPU が Atom という点以外はごく普通な ATX や MicroATX のマザーが1万円前後とかの価格帯であると面白そうなんだけどね。省スペースにはこだわらず、3Dゲームもそこそこ遊べて拡張性も高いPCを安く組むための選択肢として。
とはいえ、一般的なマザー+エントリーモデルのCPUが計15,000円ぐらいで買えちゃうし、そっちのほうが性能的にも上ということを考えると、やっぱり微妙というしか無いか。
Category: PC
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