2009.10.02

釣り : 磯竿改ライトロッドの破損&修理

20091002_rod_repair_broken.jpg

壊れた3号磯竿をルアーロッド風にリメイクした2.7mのライトロッド。ちょい投げキスから30cmクラスのキジハタまでに最適な強さで、作って以来 (作った当時の製作記事はこちら)、手持ちのロッドの中で最も使用頻度の高いメインロッドとして活躍してきた。

これまでの経験上、このロッドでフルキャストに耐えるキャスティング負荷は最大10g強程度。ある日、試しに20gのメタルジグを投げてみたら意外と無理は感じず、それなりに飛距離も出た。調子に乗って投げていると・・・

バキィッ!!

ということで冒頭画像のザマである・・・orz

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今回折れた部分の、折れる前の状態。このように、一度折れた部分を接いであった。折れた部分の上に補修用ブランクを被せ、内部をエポキシ接着剤で接着した上で、補修用ブランクの前後の部分に糸 (スレッド) を巻き、エポキシ接着剤で外側からも固めてあった。

破損状況を確認してみると、折れたというよりは、すっぽ抜けた感じ。内外を固めてあったエポキシ接着剤が緩んでおり、そこに過負荷がかかったことによりすっぽ抜け、すっぽ抜ける過程で外側の補修用ブランクを破壊した、といったところと思われる。幸いにも、竿のブランクには破損が無く、充分に再修理が可能な状態だった。

自宅の車庫の中を物色してみると、何らかの竿の先端ピースが死蔵されているのを発見。どうも投げ竿のものらしいが、幸いにも今回の破損箇所とピッタリ合う太さの部分がある。これを補修用ブランクとして利用する。

まず、破損箇所の古い接着剤や糸 (スレッド) を除去。ライターで熱して接着剤を緩めつつ作業するが、固まったエポキシ接着剤はライターで熱してもどろどろには溶けないようだ。熱さない場合よりは外し易くなったが、あまり綺麗に除去は出来なかった。

次に、補修用ブランクとして用いる竿を破損部分に被せてみて、必要部分だけを切り出した。今回は竿の内側に入る太さの部分もあったので、内外に補修用ブランクを入れて接ぐことにする。

そして、補修用ブランクを接着剤で固定。今回は、前回同様のエポキシ接着剤ではなく、なんとなくホットボンドを用いた。熱で溶かして塗り、冷えると固まる奴。冷えて固まった後も再度過熱すればまた溶けるので、必要に応じて作業をやり直すことも出来る。短い硬化時間で強い接着力が発揮でき、作業効率が良いので選択。エポキシ接着剤に比べて強いか弱いかはわからないが。

ホットボンドは、本来はホットガンという専用の工具を用いて塗るのだが、そんなものは持っていないので、ライターであぶって溶かし、塗る。すぐ固まってしまうが、急ぐ必要はない。何度かに分けて必要分を塗ったら、塗った部分全体をライターで沸騰しない程度によく炙って接着剤を溶かし、固まらないうちに接着する。奥まで差し込まないうちに固まってしまったら、そのままの状態で炙り直せばOK。内側のホットボンドも、外側からしっかり炙れば溶ける。最後に、はみ出てきた接着剤をまた炙って溶かし、固まらないうちにふき取る。あとは冷えて固まるのを待つだけ。

その後、補強のため、補修用ブランクとその前後に糸 (スレッド) を巻く。今回は、前回のように必要最小限の部分を巻くのではなく、補修用ブランク全体を覆うように巻いてみた。糸は細いと巻くのが大変なので、結構太目のものを使ってみた。

巻き終わったら、その上からエポキシ接着剤でコーティングして固める。今回は、接着剤を塗った直後、硬化が始まる前に、ライターで塗った部分を炙ってみた。熱したことにより一時的に粘度が下がって糸に浸透し易くなり、ついでに細かい気泡も除去できて透明度も上がるということらしい。

2日ほど乾燥させたところ、硬化後のエポキシ接着剤は表面のネバネバが少し残ってしまった。これは最初に修理したときも経験した問題だが、2液の混合割合が正確ではなかったり、塗布前の攪拌が不充分だとそうなってしまうようだ。

前回は、このネバネバの上に水性エナメル塗料のクリアーを塗ってみたが、それはすぐに剥がれてしまって意味が無かった。そこで今回は、一液タイプのウレタンコーティング剤で仕上げてみた。メタルジグの塗装補強のためのドブ漬けに使ってる奴だ。

20091002_rod_repair_new.jpg

そして仕上がり写真がこれ。ウレタンコーティングのおかげでテカテカのツルツル!

ただ、ウレタンコーティング剤は開栓から半年以上が経過しており、ずいぶんと粘度が上がっていて、あまり綺麗には塗れず、そのせいで表面が少々でこぼこした仕上がりになってしまった。実用上は問題ないので気にしない。ただ、こんなに粘度が高いと、メタルジグのコーティングにはもう使えないかなぁ。

明らかな過負荷をかけた結果として破損させてしまったのは良くなかったが、再修理後の仕上がりは以前よりも強度も見た目もよくなったと思う。いい勉強になったかな。

後日・・・

Category: 釣り

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