「千の風になって」原詩の原詩 ~命は永遠~

2011.02.18

釣り : ホタルイカパターンのルアー黒鯛の釣り方

0218_hotaru_chinu.jpg

ホタルイカパターンのルアチヌ、例年なら3月に入ってからの釣りなのですが、今年は例年より1ヶ月も早く、2月初旬にはもう開幕したようです。私も2/6日未明に、今年初のルアー釣行で黒鯛を仕留めました。この黒鯛の胃の中にはホタルイカは入っていませんでしたが、同じ朝に釣ったメバルの胃にはホタルイカらしき残骸が入っていましたので、黒鯛もホタルイカ絡みの釣果である可能性が高いでしょう。

画像は、YouTube 「NHK にっぽん釣りの旅 光るルアーがクロダイを呼ぶ ~吉田眞・富山湾~」 より。NHKは最近、YouTubeを通じて一部番組を公式に無料配信しています。素晴らしいことですね。

この番組では、初挑戦の挑戦者が、わずか2晩の釣行で、何と49cmもある大チヌを仕留めていますが、ホタルイカパターンのルアチヌは、比較的簡単に大チヌが狙える釣りなんです。例え初心者であっても、誰もが、状況に恵まれればこういった釣果を得られる可能性がありますので、ぜひ挑戦してみて下さい。この番組に名人として出演している松本氏のブログがこちら。

ホタルイカパターンのルアチヌの釣り方について、私なりに一通り紹介してみます。

まずはポイント。富山湾内では、魚津周辺から新湊周辺にかけての沿岸の外向きであればどこでも可能性あり。その中間ぐらいが一番良いかもですが、私は新湊周辺オンリーです。足場の良いサーフでも狙えますが、夜間の釣りになりますし、富山湾の外向きはテトラ帯になっている場所が多いですので、安全対策は万全に。足場の悪い場所で釣る場合は、明るいうちに下見を。

状況は、ホタルイカがちらほら接岸している状況がベスト。大量接岸は逆効果らしいです。ホタルイカが接岸しやすい条件としては、前出の番組中でも紹介されているように、3月初旬~5月初旬 (例年の場合) にかけての、新月前後、温かい南風の穏やかな夜、です。接岸は通常、深夜に始まり、未明まで続きます。なお、ホタルイカの接岸が確認できない状況や、やや波がある状況であっても釣れる可能性は充分にありますので、安全上問題がある状況でない限りは、諦めずに狙ってみることです。

時間帯は、ホタルイカの接岸がある深夜から朝マズメにかけてですが、真っ暗な間や薄暗い間はもちろん、すっかり明るくなった朝6時半ぐらいが意外にも狙い目。深夜や未明の釣行が難しくても、早起きして小一時間狙うことができれば可能性ありです。

使用するタックルは、ぶっちゃけ何でも良いです。無難なのはシーバスロッドやエギングロッドですが、メバルロッドでも何とかなります。黒鯛は根に突っ込むような魚ではないので、ライトタックルでも無理せず慎重にやれば上がってきますよ。ラインはロッドに合わせたものを、リーダーはフロロのやや太めが良いでしょう。このパターンで釣れる黒鯛は小さいものでも40cm前後であり、45cm級や50cm級もめずらしくはありませんので、サーフ以外では取り込み用のタモはお忘れなく。

特に、メバルロッドでメインラインにナイロンを使う場合は、メバル狙いの場合は直結で使うことも多いと思いますが、黒鯛狙いの場合はリーダーを付けるべきです。2/6日に黒鯛 (43cm/1.4kg) を仕留めた際は、メバルロッドにナイロン 5lb (1.2号)+リーダー・フロロ 7lb (1.7号) でした。メインラインとリーダーの結束は、ナイロン同士やナイロンとフロロの場合はトリプルサージェンスノットを愛用。簡単ですが安定した強度が出るようです。

PE+フロロ or ナイロンリーダーの場合は、SFノットを愛用。一口にSFノットと言っても結び方にはいくつか流儀があるようですが、このリンク先で紹介されているものは編み込み方に特徴があり、慣れると結びやすいです。

ルアーは、6~9cmのシンキングペンシル、シンキングミノー、フローティングミノー等。ホタルイカ型である必要は無いですし、色も割と何でも良いみたい。光るルアーである必要も無いですし、夜光玉とかも不要です。個人的に実績が高いのはラパラCD-7のオレンジで、これで一昨年・去年の釣果計6枚のうち半数を仕留めて居ます。他の3枚釣果についてはヒットルアーはばらばらですが、シンキングペンシルは1本は持っておくと良いでしょう。個人的にはバリスティックミノー80がお気に入り、でも多分何でも良い。

アクションは、デッドスローでのタダ巻きが基本。2秒に1巻きぐらい。状況が良ければ、着水後、巻き始めた直後に喰ってくることも。普通に巻いてる途中に喰ってくることもありますし、時々巻くのをやめて0.5~1秒程度止めてやる (ストップ&ゴー) してやると、止めた瞬間に喰ってくることも。重めのシンペン等の場合は、デッドスローに巻くと意外と沈むこともあるので、根掛かりに注意して下さい。

狙うレンジは、根掛かりのリスクを負ってまで底を狙う必要はありません。少し沈めて中層をゆっくり巻いて来ればOK。全く沈めずに表層を巻いて喰ってくることすらあります。

アタリのパターンは、私の経験では4通りあります。

まずは、フッと一瞬触ってくるだけのパターン。これは乗せるのは無理です。魚を驚かせないように、慌てて合わせないように。

次に、引いてる途中で根掛かったようにルアーが止まるパターン。この場合は即合わせでOK。一番多いパターンかも。このパターンの場合、合わせた直後にはファイトには転じず、1~2秒後に動き出すことが少なくないようで、合わせた直後は根掛かりなのか魚なのかよくわからなかったりもします。

そして、引ったくっていくパターン。これも即合わせでOK。というか、引ったくって行った瞬間にはもう乗っているので、合わせはフッキングを確実にするための追い合わせという意味合いになるかと思います。

難しいのが最後の、ガツガツガツガツっと当たってくるパターン。これは、うまくルアーを一発で咥えることができずに、追い食いしてくる状況ですね。当たってきた瞬間にはまだルアーをしっかり咥えていないわけですので、即合わせしてもフッキングできません。冷静になって、重みが乗るまではそのまま巻き続け、重みが乗ったら合わせて下さい。

なお、ルアチヌならではのユニークなアクションパターンとしては、ほっとけ釣法 (?) なんてものもあるらしい。フローティングのルアーを投げて、ただ水面に浮かべておくだけ。ずっと放置でも良いですし、たまに少し動かしてやっても良いようです。私個人としてはこのパターンはほとんどやったことないですし釣果もありませんが、面白半分で挑戦してみるのも良いでしょう。

比較的簡単に大チヌが狙えるのがホタルイカパターンのルアチヌですが、状況次第な部分が大きいですので、毎回必ず釣果が期待できるわけではありません。条件の良さそうな日を見極めて出撃して、3回に1回釣れればいいかな、ぐらいですかね。これでも、ルアー釣りとしては、大物のヒットの可能性が非常に大きいパターンだと言えると思います。

この釣りで一番難しいのは、好条件の日を狙って出撃することだと思います。なかなか休みの日と好条件の日は重ならないでしょうし、仕事がある日に深夜や未明の釣りは難しいでしょうから。ただ、前述の通り、やや明るくなってからの早朝の小一時間の釣りでも充分に可能性があります。これなら出勤前にちょっと狙ってみる、ってことが出来る人も居るかも?

Category: 釣り

Trackbacks

Trackback URL:

コメントする