2011.04.24

釣り : 2011年ゴールデンウィーク~5月中 富山湾の海釣り

もうすぐゴールデンウィーク。ゴールデンウィーク中に海釣りに行かれる方も多いかと思います。今年のゴールデンウィーク中~5月いっぱいに富山湾 (高岡~新湊周辺) で釣れる魚を紹介します。

ホタルイカ、黒鯛 (チヌ)、メバル、サゴシ・サワラ、シーバス (セイゴ、フッコ、スズキ)、ヒラメ (ソゲ)、キスなどが狙えます。

釣りには危険が伴いますので、安全には充分配慮の上、お楽しみ下さい。

ホタルイカ

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富山湾では、3月から5月にかけての春の深夜に、大量のホタルイカが産卵のために接岸します。砂浜の波打ち際一面を覆い尽くすほどの接岸が見られることもあり、ホタルイカの身投げと呼ばれています。

ホタルイカが接岸しやすい条件としては、暖かい南風で、月明かりの無い夜。特に、新月の大潮前後がベストとされており、今年はゴールデンウィークが新月の大潮です。しかも、今年は4月中には例年より大規模な接岸が見られており、ゴールデンウィークも期待大でしょう。

ポイントは、西は伏木・国分周辺から、東は魚津周辺まででしょうか。この範囲内の、各地の浜や漁港内で見られます。時間帯としては、深夜0時頃~夜明けまでがベストですが、もっと早い時間帯から来ることもあります。

ホタルイカ掬いを楽しむには、漁港の入り口周辺がベストですが、人気が高く、場所取りは難しいです。でも、接岸が多ければ漁港内の割と奥深くまで入ってきますよ。漁港は足場が高く、ホタルイカは小さいので、長めの柄で、ネットの目が細かい網が必要になります。明るいライトがあったほうが有利で、ポータブル発電機と投光機を持ち込む人が多数居ます。

砂浜の場合、波打ち際ではイカが砂を噛んでしまい食用には向かなくなってしまいますので、水に入って掬うことになり、難易度は高め。ただし、掬うのでなく眺めるのであれば、明かりが少ない分、その淡い光をよく楽しめるでしょう。

5月後半以降は望み薄のため、このゴールデンウィーク中が今年最後のチャンスでしょう。

黒鯛 (チヌ)

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今は乗っ込みシーズンと呼ばれる最盛期。昼間は、主として撒き餌を使ったウキフカセ釣りで狙います。サイズは主として30~40cm。ポイントは外向きのテトラ帯がベストですが、足場のよい堤防からでも狙えます。漁港内側だと望み薄。

夜間は、ホタルイカを餌にしたぶっ込み釣り、ウキ釣りの他、富山湾ならではの釣り方であるホタルイカパターンのルアー釣りで狙うことも出来ます。時間は深夜から朝方にかけてで、夕方は望み薄。昼間のウキフカセ釣りは多くの経験が必要な難しい釣りですが、夜間のホタルイカパターンのルアー釣りの場合、初心者でも運次第で大物が釣れます。ルアー釣りの場合、サイズは最低でも40cm級で、50cm級も珍しくはありません。

ただし、ホタルイカの接岸が多い今年の場合、新月の大潮であるゴールデンウィーク中の夜間には、ホタルイカの大量接岸の可能性が高いため、釣り辛い状況になるかもしれません。おそらくは、ゴールデンウィークに入る前の方が狙い目。そして、ホタルイカの接岸収束と共に釣れなくなるため、ゴールデンウィーク後しばらくが今年最後のチャンス。

メバル

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春に良く釣れる春告魚で、状況と腕次第では数釣れます。サイズは15~25cmが中心、塩焼きが絶品。夜間、ルアー釣りか浮き釣りで狙います。外道でカサゴ、時には黒鯛も釣れます。浮き釣りの場合、餌はホタルイカ、青イソメ、活モエビ。ポイントは外向きの堤防やテトラ帯が良いですが、漁港内でも狙えます。

黒鯛同様、ホタルイカの大量接岸があると釣り辛くなる感じです。よって、ゴールデンウィーク前の方が狙い目かも。深夜以降じゃないと難しい黒鯛と違い、メバルの場合は日没後から釣れ始めますので、ゴールデンウィーク中なら、深夜や朝方よりは、ホタルイカが接岸する前の夕マズメ~夜半前が良いかも?

ゴールデンウィークを過ぎ、ホタルイカの接岸が収束すればよく釣れるようになると思います。そして、よく釣れるのは5月いっぱいで、6月に入ると難しくなるでしょう。

サゴシ (サワラの子)

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ゴールデンウィークの頃はちょうど最盛期でしょう。各堤防の外向きにて、20~30gのメタルジグによるルアー釣りで狙えます。早朝が有利ですが、真昼間でも狙えます。サイズは50cm前後が中心。サゴシ・サワラは冬に最も脂が乗って春には痩せているのですが、今年の春は結構太っていて引き味も食味も良い模様。60cm超級のサワラサイズも混じるようです。

比較的手軽にそこそこの大物が釣れるため人気があり、場所によっては狭い間隔で大勢の人がメタルジグを投げてることも。メタルジグは危ないですので、安全対策には気をつけて楽しんで下さい。歯が鋭いので要注意。ライン切られることも少なからずあるので、予備のジグは多めに。釣果は落ちますがワイヤーリーダー使うのも良いでしょう。釣れた後は素手では触らないように。

なお、サバに近い仲間ですので、傷みが早く、鮮度管理を怠ると臭みが出ます。釣れたらすぐにナイフを入れて血抜き (必須!) し、クーラーへ。発泡スチロール製の細長いクーラーが便利。食べ方は、味噌漬け焼き (西京焼き) がお勧め。

よく釣れるのは、おそらくは5月中旬頃まででしょう。

シーバス (セイゴ、フッコ、スズキ)

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この時期、夜間のルアー釣りで、河口周辺でよく釣れます。出世魚で、40cmぐらいまでをセイゴ、60cmまでをフッコ、60cm以上をスズキと呼び、最大では1mを超えますが、よく釣れるのは40cm前後のセイゴ・フッコサイズです。人気ポイントは混雑が予想されるので要注意。

ヒラメ (ソゲ)

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ヒラメは通年狙えるターゲットですが、そう簡単には釣れません。しかし、5月中だけは比較的簡単に釣れます。ゴールデンウィークの頃がその走りで、5月中旬頃が最盛期でしょう。各堤防や漁港内、河口周辺でのソフトルアー釣りにて。サイズは20~30cm前後が中心で、40cm前後も可能性あり。なお、釣り人の間では1kg未満の小さいヒラメをソゲと呼びます。1kgを超える正真正銘のヒラメは45cm前後からでしょうか。

ルアーはパワーシャッド3~4インチ、グラスミノーL、心臓ベイト (SIN-ZO) 3~4インチ等。そこそこ水深のある場所なら心臓ベイトのリフト&フォールがお勧め。浅めの場所ならパワーシャッドかグラスミノーでタダ巻き。いずれもベタ底を狙う必要はありません。底から1~3mを通すイメージで。

足場のよい漁港内にも結構入ってきます。漁港奥のスロープ付近なんか意外と狙い目。時間帯は朝マズメか夕マズメが最も良いですが、真昼間も狙えます。

キス

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昼間の投げ釣りで手軽に釣れるキスですが、釣れ始めはおそらくは5月中旬以降になるので、ゴールデンウィーク中は望み薄でしょう。全く釣れないということはないかもしれませんが、多分、釣れてもせいぜい1~3匹程度だと思います。

5月中旬以降は徐々によく釣れるようになり、漁港内にも入ってきて漁港内でのチョイ投げでも狙えるようになります。6月、7月がハイシーズン。

まとめ

今年はホタルイカが例年に無く好調です。ちょうどゴールデンウィーク中が大チャンス。深夜から朝方に掛けてという時間帯になるのが難ではありますが、ぜひ、ホタルイカ掬いや、ホタルイカ観察に出掛けてみて下さい。

釣りに関しては、色々な魚が狙える時期ではありますが、手軽に狙えるキスの釣れ始めは5月中旬頃で、ゴールデンウィーク中だとまだ早いです。他の対象魚はどれも多かれ少なかれ専門的な釣りになってしまい、ファミリー向けとは言い難いかもしれません。

その中では、サゴシ (サワラの子) は、比較的簡単にそこそこの大物を狙えて良いのですが、ルアー用のロッドが必要 (※投げ竿でやってる人も居ますけどね) ですし、ルアーは危ないですので、小学生の子供に勧められる釣りではありません。

ファミリー釣りなら、昼間、特に対象魚を定めず、青イソメを餌に投げ釣り、ぶっ込み釣りですかね。正直勝算は薄いと思うので、釣りに行くというよりは、外でのんびりしにいく、という気持ちで。

くれぐれも、安全には気をつけてお楽しみ下さい。

富山湾 海釣りポイントマップ

私も編集に参加しており、高岡~新湊周辺の情報はかなり細かく登録してあります。情報は惜しまずどんどん書き、逆に情報量の多さで絞り込みを難しくするような方向でやってみてます。どなたでも編集参加できますので、それ以外の地域については、わかる方が追加してくれると嬉しいです。

Category: 釣り

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