2011.04.06

釣り : 黒鯛49.5cm/2.35kg撃沈! ホタルイカパターン炸裂!

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いやー、やりました! 黒鯛の自己新記録、49.5cm/2.35kg! 色々と苦労しました。

新兵器! アルファタックル WIZZ リアリティ 小継 防波堤 1.5-300

では、その釣行記を。まずは最近購入したロッド、アルファタックル WIZZ リアリティ 小継 防波堤 1.5-300 の紹介から。

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こいつは、名称からわかるとおり、適正ハリス1.5号、長さ3.0mの短磯竿です。振り出し4本継、仕舞84cm、自重104g。ガイドには全て信頼のフジガイドが使われており、ブランクはカーボン50%、グラス50%。カーボンロッドでもグラスロッドでもない、こういう配分のロッドってあんまり見ないような? 新品で実売2000円弱という、超廉価なロッドですが、しっかりした作りの逸品です。アマゾンの通販だったので、送料もかかりませんでしたし。

メバルの浮き釣りに!

これを買ったきっかけとしては、手持ちの4.5mの2号磯竿では、メバルの浮き釣りには強すぎてイマイチ楽しめないから。かといって、7ft (2.1m) のメバルロッドでは短すぎて、浮き釣りの仕掛けは投げにくかったですし。加えて、電気ウキって結構重く、メバルロッドには少々荷重。そこで、強過ぎず長過ぎず短過ぎないこのロッドを買ったわけです。

買った後、さっそくホタルイカ餌でのメバルの浮き釣りに投入してみましたが、グラスが多いだけに20cm弱のメバルの引きでもなかなか良く曲がってくれて、しかし半分はカーボンなのでペナペナ過ぎることもなく、理想的な釣趣。

ちなみに、アタリはあんまりありませんでした。ホタルイカが来てるような状況では、メバルは死んだホタルイカにはあまり興味示さないのかも。

ルアチヌにもいけるかも!?

このロッド、スペック上4号のオモリまでキャストできることになっています。4号といえば15gです。1.5号竿の割には意外にも重めのものが投げられるわけですが、これは多分、低弾性で粘りがあるグラスファイバーを多めに使っているからなのでしょう。

私のホタルイカパターンのルアチヌ用のメインロッドはエギングロッドなのですが、黒鯛の引きには調度良いパワーであるものの、外道のメバルにはパワーがありすぎて残念な感じ。それなら、メバルロッドでルアチヌすることも出来ますが、手持ちのメバルロッドはMAX 5gなので、ルアーの選択肢が限られます。

常々、ルアチヌに使う10g強までのルアーを一通りキャストできて、20cm未満のメバルの引きにも強すぎない、黒鯛・メバル両用ロッドが欲しいと思っていました。この小継防波堤はこの目的に合ってる感じでしたので、ルアチヌにも投入することに。ラインはPE0.8号12lb+リーダー・フロロ3号12lbで。

致命的欠点!

ルアチヌ用ロッドとしての初使用では、致命的な欠点が発覚。ルアーを引いてくる際、リールの回転に伴って変な振動が生じるんです。これではルアーのアクションに大きな悪影響が出て、使い物にならないはず。当然、この時の釣行ではアタリは皆無でした。

この震動の原因は、磯竿であるが故の小口径の元ガイド (リールから一番近いガイド) でしょう。スピニングリールでラインを巻き取る際、ラインがスプールの上に来た際は元ガイドとの距離が近くなり、ラインがスプールの下に来た際には逆に距離が遠くなりますが、小口径の元ガイドではその影響がモロに出て、震動発生に繋がるわけです。

改造せよ!

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そこで、その欠点を解消するために、元ガイドをより大口径のものに交換。手元には、ダイソーロッド (525円のグラスちょい投げ竿) から取り外したガイドがあり、そのうちひとつが大体合いそうなサイズでした。

まずは、小継防波堤の全てのガイドを取り外し。ライターで炙って接着剤を緩めてからペンチで引き抜くのですが、炙り加減がよくわからず、ガイドの基部の黒い部分がちょっと溶けた(汗) が、まあ使えないことはないし、どうせ安価なロッドなので気にしない。

次に、太さ調整。新しく取り付ける元ガイドは、内径がやや大きいので、そのままでは取り付けることができません。そこで、ブランクに糸を巻いて、ガイドの内径に太さを合わせます。

あとは、ガイドの接着。2液系エポキシ接着剤を糸の上に充分に塗り、軽くライターで炙って糸に浸透させ、ガイドを押し込んで完了。他のガイドもエポキシ接着剤で接着...ぐにゅ!? トップガイド接着の際、トップを痛めてしまった orz

だましだまし使ってみたけど案の定あっさり折れた。とはいえ、先端が1~2cm折れた程度なので、釣り具屋で新しいトップガイドを調達して修理完了。

この元ガイドの交換により、リトリーブの際に生じていた変な震動は完全に解消。さらに、キャストの際のラインの出もスムーズに。

3/31日~4/4日 未明

好天に恵まれての連日出撃。

今年はホタルイカの接岸がずいぶんと多く、新湊にある私のホームポイントにも3/31日以降は毎日接岸。去年・一昨年もこのポイントには通ったけど、接岸はたまにある程度で、数も少なかった。ところが今年は、毎日のように、どころではなくマジで毎日。数も多めで、特に新月の大潮だった4/1日と4/2日の未明は多かった感じ。

3/31日と4/1日はホタルイカ餌のウキ釣りだったが、アタリもほとんどなく、相手されて無い感じ。それ以降はルアー。

経験上、ホタルイカパターンのルアー黒鯛で最も望まれるのは、少量のホタルイカの接岸という状況。私の想像では、フィッシュイーターではない黒鯛は、泳ぐホタルイカを簡単には捕食出来ないので、少数のホタルイカが来てる状況では、ごちそうを目にしてやる気出してるけどなかなか食べられずに苛立ってる状況なのかな、と思ってる。

だけどこうホタルイカの数が多いと多分、黒鯛も比較的簡単にホタルイカが食べられるわけで、なかなかルアーには興味を示さないんだろう。この5日間で、黒鯛らしきアタリはわずかに1回、しかし乗せられず、でした。ちなみに、外道のメバルもほとんど釣れず。

4/5日 未明

大潮が過ぎ、ホタルイカの接岸数も減ってきて、期待が持てそうな状況。元ガイドを大口径化し、トップガイドも新調した後のアルファタックル WIZZ リアリティ 小継 防波堤 1.5-300を初投入!

ラパラ CD-7 をしっかり40カウントほど沈めて、深いレンジをデッドスローにタダ巻き...コンッ!? 不意にルアーが根掛かったように止まる、しかし根掛かりの場合よりシャープなコンッ、これは間違いなく黒鯛...即合わせ!...チリッ...フッ...

一瞬重みが乗りかけたが、残念ながら乗らず。この朝のアタリはこれ1度だけでした。

帰宅後、ルアーチェックしてみて驚愕!! トリプルフックだったはずの CD-7 の腹フックが、ダブルフックに化けてた。つまり、合わせた際に折れたんですな。フックがサビてたのは知ってたけど、まだいけるだろ、と交換はしてなかった。なんとも初歩的なミス orz 他のルアーも一通りチェックし、サビたフックを一通り交換。

2個の CD-7 のうち1個は、フックの状態が良くないだけではなく、リップが折れてた。これじゃ釣れないわけだ。この CD-7 は廃棄し、新品を1個開封した。

4/5日 夕食

大阪屋ショップ 大島町アプリオ店にて生ホタルイカを購入。このスーパーは生ホタルイカの取扱量が潤沢で、遅い時間に行けば半額でいっぱい買える。充分な量が安く手に入るので、ホタルイカを掬いに行ったりはしてない。なお、このスーパーでは生ホタルイカだけではなく、手間のかかるホタルイカの刺身も多めに扱っていて、こちらも安く買えることがある。この日は残念ながら刺身は売り切れだった。刺身は自分で作るのは大変なので、買えなかったら諦め。

ホタルイカの食べ方は、定番のボイルと、最近試して絶品だった私のオリジナルレシピ:

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ホタルイカの昆布焼き

ホタルイカを昆布の上に並べてガスコンロのグリルで焼くだけ。富山県では刺身 (ホタルイカだけではなく何でも) を昆布ではさんで一晩寝かす昆布〆 (こぶじめ) という食べ方が一般的なので、それ用の平たくて大きくて薄い昆布がスーパーで安く手に入ります。この昆布〆用の昆布が、昆布焼き用としても丁度いい感じ。

茹でるのではなく焼くことで内臓の旨みを逃がさずに加熱でき、さらに昆布の旨みまでたっぷり吸収。ヤバいです。ぜひお試しあれ!

いきなり夕食の話題が出てきましたが、ホタルイカ料理のレシピを紹介したかったから、というだけではないんです。この夕食に食べたホタルイカを見て、一つ気付いたことがあったんですよ。

ホタルイカのサイズ、結構大き目じゃね?

と。富山湾のホタルイカは他所より大きいことが特徴なんですが、富山湾内で捕れるホタルイカの大きさも、時期によって違います。どうも最近は大きめサイズが接岸しているようです。

マッチ・ザ・ベイト!

ルアー釣りの基本は、マッチ・ザ・ベイト、すなわち、対象魚が捕食している餌にルアーの大きさや色、アクションを合わせる。

私の過去のホタルイカパターン経験では、9cm級のルアーでは釣果を得られていないため、9cm級ルアーには苦手意識を持っていました。よって今年も7~8cmのルアーを中心に投げてきたのですが、大きいサイズのホタルイカが来ているなら、9cm級もぜひ試すべき。

そこで、こいつを投入することに:

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ラパラ CD-9 です。元は白地に背がイエローというカラーでしたが、マッキーでちょいちょいっと着色し、ホタルイカパターンに合いそうなキビナゴ風カラーにカスタマイズしてみました。

4/6日 未明

ロッドもルアーも問題点を解消したので、あとは釣るのみ! 今日もきっと前日に引き続き良い状況。

3時過ぎにポイントに着いた際はホタルイカの姿は無く、少し後になってから接岸を確認。数は少ない模様、これは理想的と言えそう。

バリスティックミノー60反応なし、CD-7反応なし、ワンダー80反応なし、いよいよCD-9投入も反応なし。とはいえ、だからといって希望が持てないわけではない。ホタルイカパターンのルアー黒鯛は地合いが短い釣りで、状況の良い日であっても地合いから外れていると無反応というのは普通だ。

気分転換に、メバル狙いでワンダー45など投げてみる。1投目から軽いアタリがあったが、ヒットには至らず、2投目以降は反応なく 、足元近くに頭を出してる沈みテトラに引っ掛けてロストした。むう。

ここまでで約1時間経過し、4時ぐらいに。わずかに明るくなりかけている。これから日の出までが、朝のルアチヌでは最も良い時間帯。ここまで同じ釣り座で釣っていたが、ここからはテトラ帯に入ってランガン! 1ヶ所の釣り座で5~10投ほど投げたら、少し歩いて釣り座を変えてゆく。ルアーは、今朝は CD-9 に賭けてみる。

そして5ヶ所目の釣り座。まずは左方向、テトラ帯から近い距離に投げ、カウントダウンせずにロッドを立てて上層をデッドスローに引いてみる。無反応。引き続き左方向、今度はやや沖に投げ、しっかり40カウント沈めてディープレンジを探る。無反応。今度はその中間あたりに投げ、20カウント沈めて中層引き。無反応。こんな感じで、テトラ帯からの距離や沈めるレンジを変えて探っている。真っ直ぐ沖に投げることはあまりしない。

続いて右方向も同様に、近い距離で表層、沖目に投げてディープレンジ、その中間で20カウント、デッドスロー...ガッ (!! 慌てない) ガッ (まだだ、そのまま巻いて) ガッ、グゥ~! 今だ、合わせて! (※最初の「ガッ」から最後の「グゥ~」までは約3秒)

ジィー・・・・・・!!

うっしゃ、うまく乗った! これは間違いなく黒鯛! ロッドは満月、ラインはゆっくりと、しかし力強く引き出されていく。しかし、これは長続きはしないはず。そのうち引きが弱くなるタイミングが出るので、そのタイミングで寄せていけば良い。黒鯛は根に突っ込みはしない、慌てず確実にやり取りできれば、今使ってるようなライトタックルでもキャッチは可能だ。

ジィー・・・・・・!!

右方向で掛けた黒鯛は、ゆっくりこちらに向かってきている。そうそう、こっちにおいで。

ジィー・・・・・・!!

よしよし、目の前まで来たね、少しづつは巻けてるけど、依然として出て行くラインの方が多いような?

ジィー・・・・・・!!

目の前を通り過ぎ、さらに左方向へ。少しづつ巻いてはいるんだけども、ちょっとやばい! これ以上ドラグを締めてもラインは持つだろうけど、ロッドのほうは限界に思える。依然引きは強い・・・

ジィー・・・・・・!!

おいおい・・・

だいぶん寄せはしたものの、寄せきれず、俺を支点として黒鯛は大きく弧を描きながら左方向へ泳いで行き・・・

ジィー・・・・・・

・・・・・・ orz

やがてラインはテトラ帯の中に吸い込まれた。

時間は午前5時ごろ、薄暗さも残るが、だいぶん明るくなってきている。ラインがテトラ帯に吸い込まれた後は、ほとんど動きが無くなったが、時々少し動くので、魚はまだ掛かってるし、フックが根掛かりしたりもしていない模様。ライトを使ってラインを確認してみると、ラインの先は今の立ち位置から6~7mほど左のテトラの中に吸い込まれており、リーダーが水面に見えている! まだだ、まだ終わらんよ!

慎重にテトラの並びを観察する。

大丈夫だ、これなら行けそう! 若干足場は悪いものの、6~7m左へ移動することは可能だ。

10ft (3m) あり、ルアー用としてはロングロッドといえる長さを活用して、水上のラインが障害物に絡まるのを回避しつつ慎重に足を運び、水上に見えているリーダーのすぐ上まで移動することに成功!

しかし、ロッドパワーが足りず、なかなか引き出せない。

いや力じゃない、角度の問題か? 穴を観察し、引き出せそうなルートをイメージし、もう一度引っ張ると・・・

スゥーーッ!

滑るように出てきた! タモで掬って、無事キャッチ成功! いやー、ギリギリでした。際どかった。左へ移動する過程では少し滑りやすい部分もあったし、ちょっぴり命がけのキャッチ。

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黒鯛 49.5cm/2.35kg 撃沈!

写真ではメジャーの0点が唇の先端より内側にズレているように見えますが、これは角度の問題で、実際にはちゃんと唇に合わせてあります。残念ながら、尾ビレを延ばしても50cmには届かない感じ。しかし、長寸・目方ともに自己新記録!

今年は2月上旬、今年初のルアー釣行でいきなり43cmの黒鯛を仕留めて以降はなかなか掛けられない日が続きましたが、ようやく来てくれたコイツはデカかった。感謝。

そして、黒鯛の引きを甘く見てライト過ぎるタックルで臨んだ俺は要反省ですな。でも、このロッドは気に入っちゃってる。同じシリーズ内でワンランク強い 2.0-300 も買おうかな。

Category: 釣り

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