2012.03.20

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呉羽山から望む富山市方面の夜明け 微速度撮影 2012/3/20

※3/20の夜に色調再調整してアップロードし直しました。

スタジオジブリ映画「耳をすませば」のラスト、高台から見下ろす都市上空に登る日の出のシーンに似た動画を目指して撮ってみました。富山県富山市の呉羽山の山頂展望台から望む、富山市方面の夜明けです。良好な透明度と良い月、良い雲に恵まれた朝でした。あとは下界に霧が出れば完璧ですが...そこまで条件が揃うのは難しい。曲は「カントリー・ロード」、手元にあった合唱譜から打ち込んでみた。

今回、真っ暗なうちに撮影開始し、そのまま日の出までシームレスに繋ぐという撮影に初挑戦してみました。まあうまく行ったかと。そう難しいことではないですが少々工夫が必要です。

私がやってみた方法は、真っ暗な間は高感度&シャッター速度優先AEで撮影し、カメラ背面の表示で露出の変化を見守りつつ、絞り値が大きくなってきたら感度を1段階落とす。最終的に、感度を最低まで落とした後に絞り値が大きくなってきたら、プログラムAEに切り替えて、ここまできたらあとはもう放置でOK。設定を変更する際には数秒露出が途切れてしまいますが、動画にするとわからないですね。

自動ISOが使える機種なら、それを併用すると良いでしょう。私のカメラは古いKissDNなので、応用撮影ゾーンでは自動ISOが使えないんです。

薄明開始前はマニュアル露出にし、薄明が始まってからシャッター速度優先AEに切り替えるのも良いでしょう。ただし、マニュアル露出中に明るくなってしまって露出過多にならないように注意が必要だと思います。なお、シャッター速度優先AEを用いるのは、自動車のライトや飛行機の光跡などがなるべく途切れないようにしたいからです。

動画処理の面でも一工夫。例によって VirtualDub でトーンカーブ補正&フリッカー補正、ついでに若干の残像付加をかけているのですが、暗い間の撮影結果と明るくなってきてからの撮影結果では、適性なトーンカーブ補正の方向性が大きく異なります。

そこで、VirtualDub のカーブエディタという機能を活用しています。カーブエディタとは、トーンカーブ補正のことではなく、フィルタ効果の強さの時間変化を調節できるという機能です。

まず、明るくなってきた後の状態に対してトーンカーブ補正をかけ、これはカーブエディタは使わずに動画全体に適用。その後、動画の頭にだけ、カーブエディタを用いて暗い間用のトーンカーブ補正を適用しています。VirtualDub は本当、使えるツールですね。しかもフリー。

カーブエディタの使い方については、わかりやすく解説して下さってる方が既にいらっしゃいますので、ここで改めて紹介することはしません。各自、「VirtualDub カーブエディタ」で検索して調べてみて下さい。

Category: 微速度撮影

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