2012.06.06

エンターテインメント : コミック「1/11」を表紙買い。聖地を発見

中村尚儁さん作の「1/11 じゅういちぶんのいち」という漫画を買いました。Twitterで見掛けた短いレビューで気になって、表紙を見たら惚れて、購入決定です。その第1巻の表紙がこれ。

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遠目には写真っぽく見える、写実的な彩色が印象的。そして、見覚えのある風景だな、と思ったのが決め手でした。だったのですが...

このリンク先の6枚目の写真、「左フェンス内は国際基督教大学」を見て下さい。これは...

完全に一致! 聖地発見!

ですね! 見覚えがある風景だとは思ったけれども、まさか本当にあの場所だったとは! しかも全くのノーヒントで発見ですよ。

場所はここ、東京都小金井市の野川公園付近、西武多摩川線と国際基督教大学 (ICU) の間にある、坂になった歩道です。車が入れない歩道ですので、ストリートビューでは坂の下側の入口のみが確認できます。この場所、私の東京在住当時の自宅の近くで、雰囲気が良く好きな道でした。

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この周辺は、国立~国分寺~小金井~調布・三鷹にかけ、国分寺崖線という段差がずーっと続いている場所で、この坂もその国分寺崖線の坂です。国分寺崖線周辺は緑も多く、とても良い場所。アニメ版「Aチャンネル」の聖地もこの周辺の国立・府中ですし、「ゲゲゲの女房」の舞台もこの周辺です。

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第2巻・第3巻の表紙。第2巻の表紙は、私が知ってる中では、野辺山高原の風景に近い気がする。けど、違いますね、野辺山高原は畑は多いけど水田は少ないですから。それよりは、「あの夏で待ってる」の聖地小諸に雰囲気が近いかも?

第3巻の表紙は、第1巻表紙の聖地のすぐ近く、国際基督教大学 (ICU) 周辺の桜に雰囲気は似てますね。ただ、もし写真のトレースなら地面が別物ですから、違うと思います。桜のトンネルって、各所にあるでしょうし。

1/11 じゅういちぶんのいち

漫画の内容ですが、11とは、サッカーのイレブンの11であり、表紙に必ずサッカーボールが描かれているとおり、サッカーがテーマの作品。ただし、第1話はサッカー少年の主人公が中心の話ではあるものの、それ以降の話は、その主人公の「周辺の人物」を中心人物とした、一話完結での短篇集という形式になっています。

その「周辺の人物」は、サッカー仲間だったり、部活のマネージャーだったりすることもあれば、サッカーとは無縁のただのクラスメイトだったりと様々で、話よってはテーマが何故かクラス合唱だったり、サッカーとはほとんど関係ないことも。要するに、統一舞台での様々な青春ストーリーを紡いだ短篇集ってところですね。

話の内容は直球勝負で、悪く言えばありがちなんですが、絵が良いですね。特に第1巻の第1話目が素敵。そしてその第1話のストーリーが、第1巻の表紙と繋がっている。本編を読んでから表紙を見ると、その意味がわかる。

2話目は話に感動。親に禁止されながらもこっそりサッカー部のマネージャーをやっている少女が中心のお話なんですが、その少女のために主人公がやってあげたことが素敵過ぎます。

そして3話目には、ヒロインとしてカメラオタの少女が登場。

この作者さんは、写真の腕前もかなりのものの模様です。1巻については、表紙の折り返し、カバー裏、扉、目次、話と話の間のアイキャッチなどに作者撮影のものと思われる写真が使用されていますし、2・3巻は裏表紙が写真です。当初案では1巻から表紙は写真で行こう、という考えもあったけど、それじゃ漫画だとわからないから没にしたのだとか。

もし機会があれば、この作者さんが撮影した写真集や写真展を見てみたい気がします。

Category: エンターテインメント

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