2012.06.03

天文 : 超絶クオリティの全天の星空の写真サーベイ画像

Nick Ringer さんによる全天写真サーベイ・プロジェクトが凄すぎます!

サーベイとは、日本語では掃天観測と呼ばれ、つまりは全天をくまなく撮影するということ。そしてそれを繋げて全天 (南天含む) の写真を作るのがこのプロジェクトなんですが。上記サイトにアクセスして、INTERACTIVE 360° をクリックしてみて下さい。そしてくるくるして、ズームしてみて下さい。なんとまあ...

解像度は全天で5000メガピクセル (50億画素)、撮影コマ数は37,440コマなのだそうです。

上記サイトの下の方には、観測機材の写真もあるんですが、これがまた変態過ぎます。ML-8300 という 830 万画素の天体用モノクロ冷却CCDカメラ+カールツァイス 85mm f2.8 の組み合わせ×6台を同一構図で同架し、それぞれに別々のカラーフィルターを装備して、LRGB+Hα を同時撮影、という。L、R、G、B、Hα だと5台でOKですが、何故6台なのかは不明。

そして、全天を 624 のエリアに分けて、各エリアにつき短時間露光4コマ+中時間露光4コマ+長時間露光4コマ×カメラ5台の計60コマを撮影し、それを合成して高品質かつ均質な画像を得ているそうです。総所要コマ数は、60コマ×624エリア=37,440コマ、です。

これを個人で、しかもたった1年間で完遂。恐るべし...

南北全天をカバーしており、高品質かつ均質であるというだけでなく、最高に美しく仕上げてある。ここまで素晴らしいものを作られてしまうと、地上風景を組み入れない広角の星野写真を撮影するのはもはやバカバカしくなって来ますなぁ。

Categories: 天文

Category: 天文

Trackbacks

Trackback URL: