2012.09.11

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アオリイカの釣り方 ~エギング入門~ その2 タックル・用具編

エギング入門 目次: #1 シーズンとポイント | #2 タックル・用具 | #3 実釣

タックルとは、釣り竿・リールなどの道具一式のことです。

ロッド (釣り竿)

やはりエギング専用ロッドが良いでしょう。8フィート (2.4m) 前後で、3.5号のエギ (20g強) までキャストできるものが標準的。専用ロッドは、軽くて、長さも固さも適切で振り易いです。

ただし専用ロッドと言ってもピンキリ。3500円クラス (リールとセットで5000円ぐらい?) の安物を買ってみたところ、重いし固すぎるしちょっと使いたくないレベルでした。やはり安すぎる竿は避けたほうが良いです。多分、竿単品で5000円以上のものを選べば無難かと。秋アオリは型が小さめですし、少し柔らかめのものを選ぶと良いでしょう。具体的には釣具屋さんで相談してみて下さい。予算に合わせて選んでくれる...はず。店によっては激安品か1万円クラス以上かの2択で、その中間クラスの品揃えが薄かったりもするようですが。

ダイワ (グローブライド) ではエントリーモデル製品はブランド名を分けていて、スポーツライン (SPORTS LINE)というブランドがダイワのエントリーモデル・ブランドであり、5000円クラスのエギングロッドもそのラインナップに含まれます。

また、シマノの場合、がんばロッドシリーズという、エントリーモデル製品群があります。このシリーズでは、エギングロッドは8000円クラスが最安のようです。

他、プロマリンやアルファタックルといった、安めの竿を各種出しているメーカーから5000円クラスのものが色々発売されています。プロマリンの竿は、メバルロッドを1本使った経験があります。竿本体は悪くない感じだったものの、ガイドの品質に難ありのようで、ガイドが破損したことがありました。自力でガイド交換してその後も使いましたが。アルファタックルの竿も、エギングロッドでは無いですが1本持っていますが、安い割に信頼のFujiガイドを採用していて、気に入って使っています。

私の愛用エギングロッドは、ダイワ クロスビートEG832MLFS。1万円クラスの品なので、さすがの使い勝手です。

シーバスロッドをお持ちの方は、それを流用しても良いでしょう。使い勝手はエギング専用品には劣りますが、そこそこ使えると思います。なお、シーバスロッドはエギングロッドに比べてパワーが強めな傾向があります。よって、イカの引きを楽しむという点ではエギング専用ロッドに劣ります。

エギングロッドやシーバスロッドは、エギングはもちろん、様々なルアー釣りや、餌を使ってのチョイ投げ釣りまで多用途に使うことができるロッドですので、初めて買う釣り竿として丁度いいかもです。

リール

リールは、ダイワかシマノの3000円~5000円の中型スピニングリール (2500番前後) なら間違いないでしょう。同じ3000円クラスのリールであっても、メーカーによっては品質の良くないものがある感じですが、ダイワかシマノなら無難。

私が愛用しているのは、ダイワ スプリンターR 2500 & ダイワ ワールドスピンR 2500。スプリンターRは生産終了品。ワールドスピンRはスプリンターRの名称と塗装を変更したもので、中身は同じのようです。3500円前後の品で、2012年現在のワゴンリール (箱なしで販売される廉価リール) としては定番品かな。このリールは、替えスプール (糸が巻いてある部分。簡単に着脱・交換できる) が1個1000円弱とお安い。替えスプールを1個用意しておいて、1つにはPEライン、もう1つにはナイロンラインを巻いておくと、1つのリールを目的に応じて使い分けできて便利です。

替えスプールは、釣具屋で注文すれば取り寄せてもらえます。送料等はかかりません。リールのメーカーの公式サイトでパーツの型番を調べてから、釣具屋で頼んで取り寄せてもらいましょう。この際、ついでにアームレバースプリングも1~2個頼んでおくと良いかも。

このクラスのリールは、耐久性の面ではどうしても上位のリールには劣るようで、半年ほどハードに使い込むとだんだんゴリゴリした巻応えになってきます。その都度、オイルとグリスをさして使い続けてます。また、ベールアームを固定しているアームレバースプリングも劣化しやすいパーツ。これもその都度交換。特にアームレバースプリングはある日突然駄目になるので、なるべく予備を常備するようにしています。

メインライン (糸) はPEラインが基本

5000円未満のリールの場合、ほとんどの商品はナイロンラインを巻いてある状態で売られています。しかし、エギングではPEライン (ポリエチレンライン) というラインを用いるのが通常です。

PEラインは、太さの割に高強度で、引っ張ってもほぼ全く伸びないという特徴があります。PEラインは、同等の太さのナイロンラインより約3倍強いとされています。その分だけ細い糸を使えるということであり、細い糸であれば空気抵抗も少なく、飛距離を伸ばすことができます。そして、伸びが無いということは、ロッドのアクションをエギまで的確に伝え、エギをしっかり動かしてくれる。かつ、アタリや着底を感度良く伝えてくれるということです。

ナイロンラインの伸びが逆に調度良いアクションを産んでくれる場合もあるらしく、あえてナイロンラインを選択する人も居るようですが、基本的にはやはりPEラインをオススメしたいです。直線強度12ポンド (号数にして0.8~1.0号) 程度のPEラインが太さと強度のバランスが良く、万能性が高い感じ。比較的軽いルアーでもそこそこ飛ばせ、かなりの大物にも対応できます (ドラグ活用で50cmクラスの黒鯛も充分いけます) ので、エギングも含め、小物から大物まで幅広い用途に使えます。

なお、ラインの直線強度はポンド (lb) での表記が標準であり、1ポンドは約0.5kg。12ポンド=5.4kg。結び目等による強度低下が無い場合、これを超える力が加わると切れるということです。結び目の部分はどうしてもある程度強度が低下しますし、実用上の強度は表記のせいぜい7割程度と思っておいて下さい。

加えて、単純にまっすぐ一定の力で引っ張るのは違い、魚をぶら下げた状態で魚が暴れると、瞬間的には魚の重さの3倍もしくはそれ以上の力が加わります。ですので、直線強度12ポンド=5.4kgのラインで、その7割=4kg弱の魚を抜きあげるのは無理。そのさらに3割程度、すなわち1kg強ぐらいまでが実用範囲かと。また、ラインが耐えてもロッドが耐えられないこともあります。ですので、大き目の魚やイカの場合は、ちゃんとタモやギャフで取り込みましょう。

PEラインには銘柄によっては使い辛かったり、耐久性の良くないものがあったりもするようですので、銘柄の選択は慎重に。私は最近はお手頃価格で信頼性も高い「よつあみ G-Soul PE」(4本編) シリーズを愛用。PEラインは、3~8本の繊維を編み合わせて1本の糸にしてあります。4本編が標準的ですね。3本編のものはお値段安めですが、一度使ってみたところ、トラブルが多過ぎて全く使い物にならなかった。そのラインを気に入って使ってる人も居ましたので、タックルとの相性もあるのでしょうが要注意。

PEラインは編み糸であるために、その直径の測定基準はメーカーによってまちまちで、号数 (=太さ) の表示はあくまで目安です。なので、同等の強度のPEラインであっても、号数表示は銘柄によってゆらぎがあります。例えば、よつあみ G-Soul PE 12ポンド=1.0号、サンライン キャストアウェイPE 12ポンド=0.8号、ラパラ Rapinova-X Multi Game 14ポンド=0.6号。

ですがこの違いはおそらくは直径の測定基準の違いによるところが大きく、実際には同等強度であれば太さは大差ないはずです。そもそもPEラインの原糸は各社で作っているわけではなく、東洋紡のダイニーマという原糸が使われています。例外もあるのかもしれませんが、大半のPEラインがそうであり、先ほど例示した3銘柄は全てそう。ラインメーカー各社は、東洋紡から購入した原糸を、編み合わせやコーティング等の加工を加えて製品に仕上げています。

同じダイニーマでもグレードの違いはあるようですが、基本的には素材が同じなんですから、編み方の違いだけで直径がそう大きく違うということは無いはずです。よってPEラインの選択の際は、号数表示よりも強度の表示を参考にすると良いでしょう。

PEラインはナイロンラインに比べるとお値段がお高いのですが、ナイロンラインが劣化早めなのに対し、PEラインはずっと長持ちします (※ ただし銘柄にもよる。コーティングが剥げやすかったりするものもある模様) ので、コストパフォーマンスを考えると必ずしも高くはないです。PEラインは、Yahoo! オークションで購入すると、送料 (メール便なら安い) 含めても釣り具屋の店頭よりだいぶんお安く買えますよ。

なお、PEラインが巻かれた状態で売られているリールも見掛けますが、この手のリールに巻いてあるPEラインの品質はあまり良くないようです。

PEラインをリールに巻く

PEラインは同等の強さのナイロンラインに比べると圧倒的に細いため、浅溝のPEライン専用スプールが存在しています。一方、ナイロンライン用に設計されている一般的なスプールにそのまま巻くと、スプールの半分ぐらいまでしか巻けません。スプールのエッジからラインまでの深さが深いと、糸が出る際の抵抗が大きくなって飛距離が落ちます。

そこで、PEラインをPE専用ではない一般的なスプールに巻く際は、スプールの半分ほどまでナイロンラインを下巻き糸として巻いておき、その下巻き糸にPEラインを結束した上で、下巻き糸の上にPEラインを巻きます。ラインを巻く際は、ラインをタオル・軍手等で軽く掴んで持ち、常に軽くテンションを掛けながら巻くようにします。

ただし、スプールエッジぎりぎりまで巻いてしまうと、投げた際に糸がどどっと出て絡まってしまうというトラブルが発生しやすくなります。スプールエッジから糸まで、2~3mm程度余裕を持たせておくのが良いでしょう。

丁度良い感じになるように下巻き糸を調整するのはなかなか面倒ですが、釣り具屋さんで頼めばやってくれますよ。ラインを購入する際にリールを持ち込んで、巻いて下さいと頼めばOK。

私の場合は、高速リサイクラーなる武器を所有してます。これは、ラインの巻き替えを手早く綺麗にやることができる機械です。これで、

  1. リールのスプールに巻いてある糸を全て巻き取り、スプールを空にする。
  2. 空になったリール・スプールにまずPEラインを巻く。
  3. 巻いたPEラインに下巻き用のナイロンラインを結束し、適量巻く。結束方法は後述。
  4. 巻いた糸を糸巻きに全て巻き取る。
  5. 巻き取った糸を別の糸巻きに巻き替え、前後逆転させる。
  6. リールスプールに巻く。以上で、適量の下巻きがされた状態で綺麗に巻ける。

なんていう、ちょっと面倒な作業も比較的手軽にできるわけです。まあ、頻繁に釣りをするような人じゃなければ使う機会はそう多くはないです。でも、さほど高いものでもないので、あると便利ですよ。

ショックリーダー (先糸)

PEラインには、直接エギやスナップ (金具) に結ぶと切れ易く、根ズレ等の摩耗にも弱いという欠点があります。そこで、この欠点を回避するため、PEラインの先端に、ナイロンラインかフロロカーボンラインを1m~2m程度結束して使います。この先端につけるラインをショックリーダーと言います。

ショックリーダーとして用いるラインは、2~3号 (8~12lb) のナイロンラインかフロロカーボンラインで良いでしょう。ショックリーダー専用として売られているラインもありますが、私はハリス用のフロロカーボンラインを愛用。ナイロンとフロロの違いは、ナイロンはよく伸びてショック吸収性に優れ、比重が水と同程度。フロロはナイロンに比べて伸びが少なく感度に優れ、比重が水より重くよく沈み、耐摩耗性に優れ、加えて屈折率が水に近く、水中で見えにくい。ナイロンかフロロかはどちらでも良いようのですが、私は何となくフロロを使っています。

PEラインとショックリーダーの結束方法 (ノット) には様々な方法がありますが、私はSFノットを使っています。結束強度は最強とは言えないまでも充分に強く、しかも安定して強度が出せます。同じSFノットでも結び方にはいくつか流儀がありますが、このページで紹介されているやり方がベストかと。このやり方は広く紹介されているやり方とは編み込み方が違い、こちらのほうがずっと手早くできる。締め込みの際は、必ず唾等を付けて滑りを良くしてから。PEラインは熱に弱いため、これを怠ると、締め込みの摩擦熱で結束部が痛むようです。

ちょっと複雑にも思えますが、慣れると2~3分で結べるようになりますよ。根掛かりでラインが切れた場合等は現場で結ぶことになりますので、自宅で時間があるときに練習しておくと良いです。数回~10回も結べばコツが掴めるはず。釣り場で結ぶこともあるので、解説ページをいちいち見なくてもスムーズに結べるように練習して下さい。

なお、ラインの締め込みは手でやることもできますが、細くて強いPEラインは、素手で締め込むと怪我の原因にもなります。ペンチの取っ手のゴム等にPEラインを巻いて締め込むと良いでしょう。そして繰り返しになりますが、締め込みの際は、必ず唾等を付けて滑りを良くしてから。

このSFノットは、摩擦系ノットと呼ばれる結び方の一種です。PEラインをリーダーの上に編み込んでから締め込むことで、編み込んだ部分に強い摩擦力が得られ、この摩擦力で糸を止めています。そして、引っ張られて負荷がかかった際は、編み込んだ部分全体に負荷が分散されるため、負荷が一点に集中することがなく、切れにくい。

摩擦系ノットには、FGノットという、より高い強度が得られる結束方法もあります。編み込みまではSFノットと同様ですが、最後の締め込み方が違います。でも私はFGノットには必要性を感じません。SFノットでも充分過ぎる強度が得られますし、SFノットの方が少し簡単なので使い易い。

ショックリーダーとスナップの結束

ショックリーダーを直接エギに結んでも良いのですが、スナップを結んでおくとエギの交換が手軽にできて便利です。

ショックリーダーとエギやスナップの結び方にも様々な方法がありますが、私はダブルクリンチノットを愛用しています。手早く結べてしかも強いです。

ラインシステム

以上でラインシステムの完成です。メインライン→ショックリーダー→エギ・スナップまでのラインの種類や結び方の組み合わせをラインシステムと言います。

ここまで紹介したシステムをまとめると、メインライン=PE12ポンド (0.8~1.0号)、ショックリーダー=ナイロン or フロロ8~12ポンド (2~3号) 1~2m、メインラインとショックリーダーの結束=SFノット、ショックリーダーとエギ・スナップの結束=ダブルクリンチノットというものです。

リーダーは、なるべく釣行毎に交換。釣行中にも、根掛かりを2~3回引きちぎった後や、リーダーが傷付いた場合は交換しましょう。

リールは右ハンドル? 左ハンドル?

リールは通常、多くの人にとって利き手である右手で巻くよう、ハンドルが右側に装着された状態で販売されています。これは、簡単に取り外して左側に付け替えることができるようになっています。

エギングはロッドを激しくシャクる釣りですが、シャクる動作は利き手である右手のほうがやり易いですので、右手でシャクって左手で巻くために、リールのハンドルを左側に付け替えて使う人が多いようです。

私の場合は、右ハンドルのままです。右ハンドルに慣れすぎてますし、別にやり辛さとか感じないので。小さくシャクる際は左手で、大きくシャクる際は右手を添えて両手でシャクっています。

私のように右ハンドルで、状況に応じてロッドの持ち方を変えながら操作するスタイルは、某巨大掲示板では持ち替えくんとか呼ばれてバカにされたりもしますが。でも、右ハンドルか左ハンドルかは好みの問題だと思いますので、自分がやり易い方でやればOKなんじゃないかと。

エギ

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エギは2.5号~3.5号 (2.5寸~3.5寸) のものを用います。寸とは、日本古来の長さの単位の寸であり、1寸=約3cmです。ルアー釣りは海外生まれの文化ですが、エギ (餌木) は日本古来の疑似餌ですので、大きさの単位に寸が使われています。その日本古来のエギと海外生まれのルアー釣りの釣法が組み合わさって発展したのが、今のエギングです。

エギの重さは、同寸でも製品によって異なりますが、目安としては2.5号で10g程度、3.0号で15g程度、3.5号で20g程度です。

エギのサイズ選択は、アオリイカのサイズが胴長10~15cmなシーズン序盤 (富山湾の場合、9月いっぱいが目安) は2.5号、15cm前後な中盤は3.0号が基本、20cm近い型を狙う後半には3.5号が有効になってきます。しかし、これはあくまで目安であり、状況次第では序盤に3.5号が威力を発揮したり、後半の大物に2.5号が効いたりもするようです。

エギのカラーは、ピンク、オレンジ、グリーンあたりが基本色。気分次第でいろんな色を試してみても面白いです。3.0号を中心に、色やサイズを揃えておきましょう。根掛かりでロストすることもありますし、予備は必ず用意すべきです。まずは、3.0号を3個、2.5号と3.5号を各2個、計7個ぐらい揃えればとりあえずは充分でしょうか。3.0号は万能性が高いので、とりあえず3.0号×3個だけあれば割となんとかなるかも。

さて、このエギですが、主要メーカーから出ているものは決して安くはありません。1個1000円前後もします。これを各サイズ・各色揃えるのはお金がかかりますし、特に初心者は根掛かりロストも多いので、無くしたらショックでかいです。実は、私はこういう高いエギは使ったことがありません。

一方で、1個100円~300円ぐらいのエギも各種あります。デフレエギと呼ばれたりします。私はこのデフレエギ専門ですね。

このデフレエギには、個体差による品質のバラツキが大きかったり、簡単に部品が外れたりする粗悪品もありますが、一方で、そこそこ良く釣れて耐久性もまずまずな良品もあります。

私がオススメできるデフレエギは、100円ショップ・ダイソーのエギスパートシリーズ (100円)と、TACTICS ENJOY NX-SERIES IKA-EGI NEXT (イカエギネクスト) (参考価格: 180円) の2種。これで充分釣れています。あとは、DIRT ACTION SQUID JIG (参考価格: 150円)っていう奴もお気に入り。

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耐久性も実用レベルですが、やや難もあり、貼ってある布が腹側から裂けてしまうことが少なからず。これを抑止するためには、腹側を接着剤で補強しておくと良いです。使用する接着剤は、ダイソーの瞬着で充分でしょう。

大きな難点は入手性でしょうか。ダイソーには釣具を扱わない店舗も多いですし、売り切れてた場合は再入荷が遅いので、釣具を扱っている店舗でも売り切れで買えなかったり。また、釣具屋で売られているデフレエギについても、品揃えは釣具屋によって差が大きいです。IKA-EGI NEXTなんかは上州屋でも見掛けますが、SQUID JIGを扱ってる店は1つしか知らない。

これ以外にも安くて良いエギはきっとありますので、色々試してみて下さい。自分でお気に入りを見つけるのも大きな楽しみです。ポイントとしては、使っているエギがどういう銘柄なのか、ちゃんと意識して使うことですね。それを意識しておけば、自然とお気に入りも見つかりますよ。

もちろん、高くても信頼できる主要メーカー製のエギを選ぶのもよいでしょう。エギングを含めルアー釣りは、最初の獲物が釣れるまでは、こんなんで本当に釣れるのか? と半信半疑。信頼できそうなエギやルアーを使うことが、その疑問に打ち勝って集中して釣りを続けるための助けになるかも知れません。

ここまでに紹介した道具まとめ

  • ロッド (釣り竿): 5000円クラス以上のエギングロッド。8フィート (2.4m) 前後で、軽くて振りやすいもの。シーバスロッドを既に所有している場合は流用するのも可。
  • リール: ダイワかシマノの3500円~5000円クラスの中型スピニングリール (2500番~3000番)。
  • メインライン: PEライン 12ポンド (0.8~1.0号) 150m。3本編のPEは避けたほうが無難。
  • 下巻き糸: ナイロン3号ぐらい。安物でOK。糸付きリールなら元々巻いてあった糸を流用。
  • ショックリーダー: ナイロンかフロロカーボンの2~3号 (8~12ポンド) 1~2m。ハリス用のラインでOK。釣り場にも携帯していくこと。
  • スナップ: エギを簡単に交換するための金具。
  • 結束方法: PEラインとショックリーダーや下巻き糸の結束はSFノット。ショックリーダーとエギ・スナップの結束はダブルクリンチノット
  • エギ: 2.5号~3.5号を各2~3個。デフレエギでも良いが、デフレエギも様々なので銘柄は選ぶべし。
  • 接着剤: デフレエギの補強用。ダイソーの瞬着で充分。

その他に必要、あるいはあったほうが良い道具

  • ハサミ: 糸をカットしたりするのに必要。PEライン対応のハサミもあるが、普通のハサミでも充分。普通のハサミでPEラインをカットする場合、ラインを軽く引っ張ってテンションを掛けた状態でカットする必要がある。じゃないと切れない。
  • ラジオペンチ: 先端が曲がっているものが使い易い。アオリイカ釣りではあまり必要はないが、ショックリーダーを結ぶ際、締め込む際に柄の部分のゴムを使う。イカではなく魚を釣る場合は、針を外したりするのにも使う。
  • タオル: 手が汚れたりするのでその都度拭くため。使い捨てでもいいが、私は他の洗い物とは分けて手洗いし、繰り返し使ってる。
  • ビニール袋: 釣ったアオリイカを入れる用+ゴミの持ち帰り用。普通のスーパーの袋でOK。予備の袋を持って行って、釣り場にゴミが多かったら拾って持ち帰ったりもする。
  • クーラーボックス: 必ずしも必要ではない (※ クーラーボックスを用いずに単に袋に入れて持ち帰る人も多い) が、最大限に美味しく食べたいならやはり持っていくべきかと。内寸の長辺が25cmぐらいの小型のもので充分。冷却材は、繰り返し使える保冷剤が便利。直接アオリイカを入れると墨で汚れるので、ビニール袋に入れてからクーラーボックスへ。
  • エギケース: エギが5個ほど入る、ビニール製のエギ専用ソフトケースが便利。私はライフジャケットにぶら下げている。
  • ナイフ: イカを〆る用。釣れたらすぐに急所に刺して即死させると鮮度保持できる。イカ〆専用の道具もあるが私は普通の折り畳みナイフを使ってる。
  • メジャー: 大き目のイカが釣れたら現場で測ってみよう。
  • 玉網: 胴長20cm未満のイカには必要ないが、それを超えるものは網かギャフが無いと取り込みが難しい。足場が高い場合でも水面まで届く、長さ5mぐらいのもの。
  • ライト: 暗い時間帯に釣るには必須。防滴型のヘッドライトが良い。

服装

  • 全般: 動き易く、汚れても良い服装を。釣り上げたイカが天高く墨吹いて頭からぶっかけられるなんてことが稀に発生します(汗
  • 靴: 歩き易く、滑りにくい靴を。テトラに乗るなら、スパイクシューズは必須。ただし、白くて真新しいツルツルのテトラや堤防の場合は、スパイクシューズだと逆に滑ることもあるので要注意。白くて真新しいテトラには、それに適した靴もあるようだが、乗らない、というのがやはりベストな選択。あれは危ないです。古くて表面が荒れたテトラはスパイクがあればガッチリグリップするが、苔が生えた部分が濡れてヌルヌルしてたりしてるとスパイクが効かない場合もあるので注意。
  • ライフジャケット: テトラに乗る場合は絶対に着用すべき。でも、足場の良い堤防であっても落ちることもあるし、落ちたら簡単には上がってこれない。できれば常時着用を。釣り用のものはポケットが多くて、使い慣れるとコレ無しでは不便にも思えてくる。
  • 帽子: エギが水面近くにある際にうっかり強くシャクるとエギがすっ飛んで来ますので、その際に備えての安全装備という意味があります。加えて、夜釣りでヘッドライトを装備する際は帽子の上に装備すると快適です。風が出ることもありますので、飛ばされないようにあごひも付きのものが良いですね。

『釣りキチ三平』で魚紳さんがおっしゃっていたことですが、釣りは、水を恐れず、侮らず! です! 毎年、釣り中の死亡事故は少なくないんです。去年も今年も、富山県内で釣り人の死亡事故が報じられています。あなたが安全装備を怠って死ぬのはあなたの勝手ですが、あなたが釣り中に死ねば多くの人に迷惑がかかります。それなりの安全装備をする、ということは、釣り人の基本的なマナーだと思います。

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Category: 釣り入門

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