2013.04.15

ギャラリー > VRパノラマ :
岸渡川桜並木 VRパノラマ (マウスでぐるぐる)

富山県高岡市福岡町の岸渡川桜並木を全周パノラマ撮影してマウスでぐるぐるできるVRパノラマにしてみました (要 JavaScript & Flash)。VRパノラマの作り方も紹介。

右下のボタンクリックで全画面表示できます。

VRパノラマの作り方

簡単にですが、このVRパノラマの作り方を紹介しておきます。

1. 撮影

カメラを三脚に据えて、上下方向も含め全周を分割撮影します。写野を半分づつずらしながら撮影していけばOK。露出のゆらぎは合成ソフトが自動調整してくれるので、固定露出でも自動露出でも可ですが、多分固定露出の方が良いかも。今回は自動露出で撮影してますが。

真上・真下が見れない、水平方向のみにぐるぐるできる版を作るなら、真上・真下の撮影は省略可能。また、手持ち撮影でも割といけますよ。

今回のVRパノラマの場合、標準ズームレンズの広角側にて縦構図で撮影し、縦7分割、横最大25分割程度、計92分割で撮影しています。(※ なので継ぎ目が生じやすく、修正し切れてない部分もあります)

分割数が少ない方が綺麗に繋がると思いますので、できれば超広角レンズを用いるべきでしょう。本格的にやってる人たちは、魚眼レンズを使っているようです。俺はそんなの持ってないので標準ズームレンズですが、これでも割となんとかなりますね。Microsoft ICE のおかげです。

2. Microsoft ICE にてパノラマ合成

Microsoft ICE (Image Composite Editor) は、フリー (※ ただし商用利用不可) かつ極めて高性能なパノラマ合成ツールです。基本的な使い方は超簡単、ICE を起動し、合成したい画像セットをごそっとドラッグ&ドロップすれば、全自動で綺麗に合成してくれます (すごいっ!) よ。

メモリをやたらと喰うので、画像サイズが大きい場合は事前に小さめにリサイズしておくと良いでしょう。

合成処理が完了したら、出力の調整。上部右側の "Adjust ... projection and orientation" というボタンをクリックして、投影方法と角度を調節。

"Projection" (投影座標系) を "Sphere (Horizontal)" (スフィア (水平)) に設定し、画像をドラッグして、中央の水平線に地平線が合うように上下角・回転角を調節しましょう。完了したら "Apply" (適用) をクリック。

あとは "Export to disk..." をクリックして合成した画像を出力すれば完了。

3. Photoshop で修正

ICE は色も位置もかなりの精度で合わせてくれますが、完璧とはいきませんので、Photoshop で継ぎ目をちまちま修正していきます。三脚の消去なんかもやります。真上方向・真下方向の補正は現段階では難しいので後でやります。

4. Pano2QTVR でキューブマップに変換

今度は Pano2QTVR というフリーソフトでキューブマップに変換します。これは、全周パノラマ画像を立方体の6面に投影したものです。

  1. Pano2QTVR を起動し、"Create a New Project"
  2. "Project" タブにて、Project Type を "Equirectangular" (デフォルト) に。これは ICE での "Sphere (Horizontal)" と同義です。
  3. "Equirectangular image:" の右側の "..." ボタンをクリックし、画像ファイルを指定。
  4. "Convert to Cubic" ボタンをクリックし、保存ファイル名を指定して "OK" をクリック。

以上で、正方形の画像×6枚構成のキューブマップ画像に変換できました。

5. Photoshop で修正

真上・真下方向の画像をそれぞれ修正すれば、画像の準備は完了!

6. Ryubin's Flash Panorama player (RyubinPanoPlayer) で公開

Ryubin's Flash Panorama player (RyubinPanoPlayer) は、フリーの Flash なVRパノラマ・プレイヤーです。これで再生することにより、マウスでぐるぐるできるわけです。

RyubinPanoPlayer の Still images -> cube6 (6面キューブマップ用) をダウンロードし、完成した6面キューブマップ画像を読み込ませれば、ぐるぐるできます。

必要に応じて、画像をリサイズしておきましょう。もしかすると、2の累乗の画像サイズ (例: 1024x1024) じゃないと読み込めないかも。

細かい説明は省きましたが、以上です。特別な装備は必要なく、どんなデジカメでも可能ですので、ぜひ試してみて下さいな。

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