富山県で天体写真を楽しんでいます。
- 2006.07.21: 今後の流星雨の可能性は? (Possible Future Meteor Storms)
- 2006.07.10: メガスターII 観てきました
- 2006.06.07: 月齢 9.4 の月 (Moon Age 9.4)
- 2006.05.31: シュヴァスマン・ヴァハマン彗星B核と網状星雲 - 5月15日未明撮影 (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann, May 15, 2006 - Comet meets Veil Nebula)
- 2006.05.10: B核がバースト! 5月5日未明&5月10日未明のシュヴァスマン・ヴァハマン彗星 (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann, May 5 and May 10, 2006 - Burst of Fragment B)
- 2006.04.29: 4月29日朝のシュヴァスマン・ヴァハマン彗星 (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann, Apr. 29, 2006)
- 2006.03.07: 3月7日朝のポイマンスキー彗星 (Comet C/2006 A1 Pojmanski, March 7, 2006)
- 2006.03.05: 3月5日朝のポイマンスキー彗星 (Comet C/2006 A1 Pojmanski, March 5, 2006)
- 2006.01.30: C8 で M42 オリオン大星雲 Part 2 (M42 Orion Nebula with Celestron C8 - Part 2)
- 2006.01.13: C8 の光軸調整と月齢 12.6 の月 (Moon Age 12.6)
- 2006.01.10: C8 で M42 オリオン大星雲 (M42 Orion Nebula by Celestron C8)
- 2006.01.06: 固定撮影でM42オリオン大星雲を撮る (M42 Orion Nebula with simple tripod)
- 2006.01.04: 2006年の主な流星群 (Meteor Showers in 2006)
- 2006.01.02: 1月3日深夜、しぶんぎ座流星群を見よう 2006 (Quadrantids Meteor Shower in Jan. 3, 2006)
2006.07.21
今後の流星雨の可能性は? (Possible Future Meteor Storms)
![]()
2001年のしし座流星群 撮影=田子 周作
Leonids 2001 photo by Shusaku Tago
毎年11月中旬に出現するしし座流星群は33年毎に大出現を見せることで知られ、最近では1999年、2001年、2002年に大規模な出現を見せました。その中でも2001年は大出現の時間帯が日本時間未明にあたり、月明かりもなく絶好の条件だったため、見た方も多いのではないでしょうか。ピーク時には1時間あたり3000個にも達したその出現は、まさに流星雨、いや流星嵐とも言えるものでした。
今後このような大規模な流星群の出現に巡りあう機会はあるのでしょうか。そんな可能性に関して、ベルギーの Tonny Vanmunster 氏が、現在わかっている範囲で、2030年までの流星群の大出現の可能性についてまとめてくれているので、氏の許可を得た上で紹介。なお、これから紹介する内容は Tonny Vanmunster 氏の記事をベースにしてはいますが、私がネット検索で見つけたその他の情報も補足的に用いています。
This article is based on the amazing article by Tonny Vanmunster. English readers, please check his original article "Overview of possible Future Meteor Storms".
2006.07.10
メガスターII 観てきました
7/7(金)~7/8(土)、仕事で一泊二日で東京へ。仕事は1日目だけで2日目はフリーだったので、お台場の日本科学未来館にメガスターII の上映を観に行ってきました。メガスターII とは、約500万の星を投影する世界最強のプラネタリウム投影機。
私は初代メガスター(約100万星) の上映はその昔観たことがあり、それはもう凄かった。でも今回初めて観たメガスターII は、凄いことは凄いけど、正直初代メガスターと大差ないような? 一等星が色がついている上に瞬いていることが初代メガスターとの大きな違いでしたが、それ以外の違いはよくわかりませんでした。逆に言うと、メガスターは初代の段階でほぼ完成されていたといったところでしょうか。
あと、プラネタリウム番組の内容はいただけなかった。「暗闇の色」という題名の番組だったのですが、星空をかなり長い時間同じ位置で止めたまま延々とナレーションを流したり。そのナレーションも棒読み気味で素人っぽい上に、内容もテンポが悪く説明もわかり辛い。あれじゃあ、天文知識があまり無い人だと番組の内容がさっぱり理解できなかったかも。
・・・とまあ、ネガティヴなことばかり書いてしまいましたが、それでもメガスターII が素晴らしいことに変わりは無く、その人気もなかなかのもの。私は午前10時の開館の30分ほど前に着いたのですが、未来館の入り口には既に数十人ぐらいの行列が出来ており、その多くがメガスターII 目当て。開館数分前には第1回上映の整理券が配布され、開館前の行列分だけで第1回上映はほぼ満席になったっぽいです。第1回上映の終了後には、1日3回の上映のうち第2回までの整理券が既に無くなり、最終回の整理券を配布していました。
メガスターII の投影終了後、ロボットのコーナーに行ってみたら、ちょうど ASIMO が歩いてました。でも人だかりに阻まれて頭しか見えなかった(^^;; そこでカメラを頭上に持ち上げて無理やり撮ってみたのが右上の写真。ブレブレなのはご愛嬌w
リンク -- Links
2006.06.07
月齢 9.4 の月 (Moon Age 9.4)
6月5日撮影の月。C8直焦点、ISO200、1/8 秒露光、Photoshop CS2 で処理。気流は悪くない感じでしたが、透明度は良くなく、月の高度も下がっていたためにやや長い露光時間になってしまいました。月の高度がもっと高いうちに撮影できてればもう少しシャープに写ったかも。画像処理はこんなもんかなぁ? 天体写真は月に始まり月に終わる、とも言われますが、難しいですね。
June 5, 2006, 2006, 23:08 Japan (GMT+09:00); Canon EOS Kiss Digital N (350D); Celestron C8 (D=200mm/FL=2000mm/F10); Takahashi EM-1 equatorial mount; ISO 200, 1/8 sec
2006.05.31
ギャラリー (Gallery) >
彗星 (Comet) :
シュヴァスマン・ヴァハマン彗星B核と網状星雲 - 5月15日未明撮影 (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann, May 15, 2006 - Comet meets Veil Nebula)
公開がちょっと遅くなりましたが、5月15日未明のシュヴァスマン・ヴァハマン彗星(シュワスマン・ワハマン彗星)B核。網状星雲とのランデブーをなんとか撮影することができました。中央やや右の弧状の天体が網状星雲です。100mmレンズで撮影したものをトリミングしています。
これ、結構な労作なんです。この日は強烈な月明かりがあった上に透明度も良くなく、鉢伏山(富山県砺波市)でも3等星が見えるか見えないかというコンディションでした。そこで駄目もとで感度を100まで落として1コマあたりの露出時間を長めにとり、総露出時間を稼いでみました。100mmF2をF3.5に絞り、2分露光で30枚、計1時間。
で、この元画像 (当然RAWで撮影) を苦労して画像処理したわけです。その処理について紹介したいと思います。
Fragment B of Comet73P/Schwassmann-Wachmann met Veil Nebula, taken at Sunday May 15, 2006, 2:22 AM Japan (May 14, 2006, 17:22 GMT). This fragment was passing almost the nearest position from the earth at that moment. Please note that this image was taken under strong moonlight. Also, sky's clarity was not very good. Stars of only upto magnitude 3 were visible with naked eyes. Thus, I did total of 1 hour of exposure to take this image.
2006.05.10
ギャラリー (Gallery) >
彗星 (Comet) :
B核がバースト! 5月5日未明&5月10日未明のシュヴァスマン・ヴァハマン彗星 (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann, May 5 and May 10, 2006 - Burst of Fragment B)
5月13日に地球に最接近するシュヴァスマン・ヴァハマン彗星 (シュワスマン・ワハマン彗星)。1枚目は5月5日未明の画像、2枚目は5月10日未明の画像です。B核は5月5日にはC核よりも暗く、中央集光も弱かったのですが、5月10日の画像ではC核よりも明るく、はっきりとした中央集光がある姿に変貌していました。また分裂を起こしたのでしょうか。まだまだ目が離せませんね
5月10日は彗星の移動速度が早すぎ、30秒露光でも核が明らかに流れてしまいましたので、20秒にまで切り詰めてみました。これでもまだやや流れてしまっているようです。
In the images of May 5, fragment B is dimmer than fragment C. But it is much brighter than fragment C in the images of May 10!
NOTE: The images of May 10 were taken in much worse sky condition than the images of May 5.
2006.04.29
ギャラリー (Gallery) >
彗星 (Comet) :
4月29日朝のシュヴァスマン・ヴァハマン彗星 (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann, Apr. 29, 2006)
Credit: NASA, ESA, H. Weaver (JHU/APL), M. Mutchler and Z. Levay (STScI)
上の2枚の画像は、私が撮影した4月29日朝のシュヴァスマン・ヴァハマン彗星 (シュワスマン・ワハマン彗星) (Comet C/73P Schwassmann-Wachmann) です。1枚目の画像は、中望遠レンズ (100mm) および望遠鏡で撮ったB核・C核の画像を綺麗にレイアウトしてみたもの。2枚目の画像は100mmレンズによるノートリミングの画像で、かんむり座の全景と一緒に写っています。
この彗星は1995年に太陽に接近した際に分裂を起こし、現在は数十個のミニ彗星になっていることが確認されています。その中でも比較的明るいのが上の2枚の画像に写っているC核・B核と呼ばれる破片です。今も分裂を繰り返しており、つい先日よりB核とG核がそれぞれ分裂しつつあります。右の画像はハッブル宇宙望遠鏡が捉えたB核の分裂の様子。さすがハッブル、凄い画像ですね!
この彗星は5.4年周期で太陽のまわりを巡る短周期彗星なのですが、小柄であるために地球に充分に接近したときのみ比較的明るく見えます。今年は地球から約1200万km (地球から月までの距離の約25倍、地球から太陽までの距離の約0.08倍) という至近距離にまで接近するため、観測条件が良好です。(地球に衝突するかもしれないというトンデモ説も流布されてますねw でもそんなことはありませんのでご安心を)
2006.03.07
ギャラリー (Gallery) >
彗星 (Comet) :
3月7日朝のポイマンスキー彗星 (Comet C/2006 A1 Pojmanski, March 7, 2006)
| March 7, 2006, 4:49 AM Japan (GMT+09:00); Canon EOS Kiss Digital N (350D); Canon EF 100mm F2.0 -> F2.8; Takahashi EM-1 equatorial mount; ISO 400, 90 sec x 18 frames; noise reduction: disabled; location: Mt. Hachibuse (Tonami city, Toyama prefecture, Japan) |
3月7日朝のポイマンスキー彗星 (Comet C/2006 A1 Pojmanski) です。3月5日の朝より好条件で撮影できました。100mmレンズで撮影したものをトリミングし、35mm判換算で250mm程度の画角になるようにしてあります。
This image is taken with better sky condition than image of March 5. Tail is about 4 degrees long!
2006.03.05
ギャラリー (Gallery) >
彗星 (Comet) :
3月5日朝のポイマンスキー彗星 (Comet C/2006 A1 Pojmanski, March 5, 2006)
| March 5, 2006, 5:07 AM Japan (GMT+09:00); Canon EOS Kiss Digital N (350D); Canon EF 100mm F2.0 -> F3.5; Takahashi EM-1 equatorial mount; ISO 800, 30 sec x 18 frames; Noise reduction: disabled; location: Hanao, Fukuoka-machi, Takaoka-city, Toyama-prefecture, Japan |
今年初めに発見され、今ちょうど明け方の東の空の低空で見ごろとなっているポイマンスキー彗星 (Comet C/2006 A1 Pojmanski) です。今朝撮ってきました。この彗星、当初は7等級程度まで明るくなると予想されていたそうですが、予想よりも明るい5~6等級ぐらいになってくれました。100mmレンズで撮影したものをトリミングし、35mm判換算で250mm程度の画角になるようにしてあります。
2006.01.30
C8 で M42 オリオン大星雲 Part 2 (M42 Orion Nebula with Celestron C8 - Part 2)
2006.01.13
C8 の光軸調整と月齢 12.6 の月 (Moon Age 12.6)
2006/01/13 01:37 AM Japan (GMT+9) Canon EOS Kiss Digital N (350D) Celestron C8 (D=200mm/FL=2000mm) Takahashi EM-1 equatorial mount ISO 400, 1/250 sec mosaic composite of 2 frames |
1月12日の晩、晴れたので C8 (20cm シュミットカセグレン望遠鏡) の副鏡の光軸を調整してみました。まずは望遠鏡を設置し、しばらく放置して外気温に温度順応させる。で、高倍率で1等星を視野に入れ、ややピントをずらした状態でみてみると、像が全然同心円状ではなく、やはり光軸が狂ってる。なるべく像が同心円状になるように副鏡の調整ネジをちょこちょこいじってみると・・・だいぶマシにはなったような気がしますが、気流が良くなかったこともあり、厳密な調整は無理でした。 さっそく M42 で試写したかったのですが、雲がかかっていたため断念。その代わりに、久々に月を撮ってみました。焦点距離 2000mm だと1枚では月全体が入りきらないので、2枚を繋げています。私の悪趣味により派手派手画像処理w 参考までに、レタッチしてない画像は こんな感じ。 The Moon at moon age 12.6. This is a mosaic composite of 2 images, because you can't take whole of the moon into single frame with FL=2000mm telescope and APS-C size sensor. I did strong enhancement to this image. FYI, here is an image without enhancement. |
2006.01.10
C8 で M42 オリオン大星雲 (M42 Orion Nebula by Celestron C8)
2006.01.06
固定撮影でM42オリオン大星雲を撮る (M42 Orion Nebula with simple tripod)
2006.01.04
2006.01.02
1月3日深夜、しぶんぎ座流星群を見よう 2006 (Quadrantids Meteor Shower in Jan. 3, 2006)

1月4日未明 (1月3日深夜) に、しぶんぎ座流星群が出現のピークを迎えます。今年は、予報ピーク時刻が日本時間4日午前3時頃、しかも月明かりもなく、絶好の観測条件です。うまく予報が当たり、かつ運良く晴れてくれれば、都市から離れた空が澄んだ場所で1時間あたり50個程度、都市郊外なら1時間あたり10個ぐらいの流れ星が見られるかもしれません。新年初の天文現象をぜひ眺めてみませんか?
Quadrantids Meteor Shower can be seen in midnight of Jan. 3 in Japan. Predicted peak time for this year is Jan. 4, 3 AM in Japan time (Jan. 3, 6 PM in GMT). And there will be no moonlight. It is best condition to see this in Japan :)






