富山県で天体写真を楽しんでいます。
- 2007.11.01: ホームズ彗星 (Comet C/17P Holmes), Oct. 28 and Oct. 31, 2007
- 2007.06.13: ぎょしゃ座α流星群の突発出現の可能性 (2007年9月1日) - Possible Outburst of Alpha Aurigids meteor shower on Sep. 1, 2007
- 2007.01.15: 真昼間でも尾まで写るマックノート彗星 (Comet C/2006 P1 McNaught taken under broad daylight)
- 2007.01.10: 新年あけまして大彗星 / Comet C/2006 P1 McNaught
2007.11.01
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彗星 (Comet) :
ホームズ彗星 (Comet C/17P Holmes), Oct. 28 and Oct. 31, 2007
10/24日夜~25日にかけて大バーストを起こし、肉眼でも充分確認可能な2等台にまで明るくなったホームズ彗星 (Comet C/17P Holmes) です。これが彗星だと言われてもピンと来ませんね。何か変なものを見ている気分です。
10/28日未明、10/31日未明の画像を並べてみました。たった3日で大きく姿が変わっているのがはっきりわかります。右端のM42は比較用に10/31日に撮影したもので、同日のホームズ彗星と撮影条件・画像処理を統一してあります (田中一幸氏のアイデアを拝借)。
2007.06.13
ぎょしゃ座α流星群の突発出現の可能性 (2007年9月1日) - Possible Outburst of Alpha Aurigids meteor shower on Sep. 1, 2007
To English readers, please just see here .
今後の流星雨の可能性は? において2007年のぎょしゃ座α流星群の突発出現の可能性について紹介しましたが、より具体的な情報がわかったので改めて紹介させていただきます。
突発予想日時: 9月1日(土) 20時20分頃 (日本時間)
出現規模: 最大で ZHR 100 程度 (ただしそれより多いと見る人もあり)
特記事項:
月明かりあり。火球が多い可能性あり。
日本で輻射点が昇るのは22時頃。
ソース: http://www.imcce.fr/en/ephemerides/phenomenes/meteor/DATABASE/Alpha-Aurigids/2007/index.php (英語)
流星雨と言えるほどの出現ではないようですが、火球 (極めて明るい流星) が多いかも、という点には期待です。ただ、もしこの予想通りならたとえ突発出現があったとしても日本では見られない可能性が高いかもしれません。でも、それでも淡い期待を抱きつつ楽しみに待ちたいですね。
2007.01.15
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彗星 (Comet) :
真昼間でも尾まで写るマックノート彗星 (Comet C/2006 P1 McNaught taken under broad daylight)
マックノート彗星 (C/2006 P1) がなんと昼間でも見えてしまうという報告が相次いでいましたので、私も試してみました。結果は上の通りで、なんと0.1度ほどの尾まで写ってしまいました。これは平野部での撮影ですが、透明度の高い標高の高い場所で、コンポジット枚数ももっと稼いで撮影すれば遥かに凄い結果が得られるかもしれませんね.
Comet C/2006 P1 is now visible under broad daylight! This image was taken under broad daylight. CAUTION! it is dangerous to observe the comet in broad daylight because the comet is very near to sun. Please try it at your own risk!
300mm F4 を F16 に絞り、ISO 100 で 1/125秒露光。RAWファイルからモノクロ現像し、50コマコンポジット後、かぶり補正をかけ、最後にトーンカーブ補正をかけてあります。かぶり補正には Russel Croman 氏による Photoshop プラグイン、 GradientXTerminator を使っています。
しかし背景になんだか恥ずかしいムラが? RAWを普通に現像した段階ではほぼ認識できないレベルのものなんですが、画像処理すると目立ってきました。レンズか受光素子についたホコリの影だと思うんですが、レンズと受光素子にブロアかけてみても改善せず。まさかレンズ内のホコリ? でもこんな影の出方になるかなぁ? ちと謎です。
先日紹介した Spaceweather.com (英語) の投稿画像集もますます凄いことに。水平線に沈む彗星の蜃気楼とか、日没時に太陽と彗星を一緒に写し込んでしまったり! おすすめですので、ぜひじっくり見てみてください!太陽観測衛星SOHO (英語) の LASCO C3 最新画像にもばっちり写ってますが、彗星が明るすぎるゆえに完全に露出オーバーになってしまってるのが凄い。けど、美しくない (^^;;
そこで、また別の太陽観測衛星である STEREO による画像がこちら! こっちは尾の微細構造が克明に捉えられていて美しい! 頭部から縦に伸びる長い線は、頭部が明るすぎるための露出オーバーの影響でしょう。
なお、マックノート彗星は現在、太陽からかなり近い位置にあり、望遠レンズや双眼鏡で観測中に 誤って太陽を見てしまうと失明の危険も! 昼間の観測に挑戦する際は、建物の影を利用して太陽を隠すなど、万全の安全対策を行なったうえ、自己責任において観測して下さい。
私の場合は、眼視で観測するのは怖かったので、撮影のみにとどめ、眼視観測は行ないませんでした。彗星の導入は、望遠レンズのキャップを閉めた状態で、等倍のレッドドットファインダーと2枚重ねのND400減光フィルターを併用してまず太陽を導入の後、赤道儀の目盛環を利用して太陽からの相対座標の差により彗星を導入しました。こうすることにより、望遠レンズのキャップを開けた状態でカメラのファインダーを全く覗くことなく撮影できるわけです。
リンク ~ Links2007.01.10
新年あけまして大彗星 / Comet C/2006 P1 McNaught
少し遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
さて新年早々、大彗星が訪れています。その名はマックノート彗星 (C/2006 P1)。現在なんとマイナス等級に達しており、条件がよければ肉眼でも見えるそうです。
ただし、現在太陽にかなり近い位置にあるため、観測可能なのは日没直後および日の出直前の極めて限られた時間のみ。低空ぎりぎりまで雲が無く澄んだ空である必要があるため、観測は少々難しいかもしれません。それもここ2~3日が最後のチャンスかも (再び太陽から離れた後は北半球からは見えなくなるようです)。この時期天候の優れない日本海側ではちょっと絶望的ですが、天候の良い太平洋側ならまだチャンスはあるかもです。肉眼では多分難しいので、なるべく双眼鏡を用意してください。
なお、この彗星は12日から16日ごろにかけて太陽観測衛星SOHO (英語) の観測機器のうちのひとつ、LASCO C3 の観測画像で見られる見込みです。SOHOの観測画像はほぼリアルタイムの映像がウェッブで公開されており、誰でも簡単に見ることができます。LASCO C3 の最新画像はこちらです。私の住む富山では地上からの観測が絶望的ですので、このSOHOの画像が楽しみ。
彗星の位置等の情報に関しては、アストロアーツのマクノート彗星特集が参考になります。このページには、主に日本国内から撮影された投稿画像集もあります。また、Spaceweather.com (英語) において、世界中から寄せられた素晴らしい投稿画像集が公開されています。夕焼け・朝焼けの空にたなびく彗星がとっても綺麗! 必見です!
Comet C/2006 P1 McNaught is now visible both at sunset and at dawn! But at very low over horzion, and only during very limited time after sunset or before sunrise. Please check Spaceweather.com for details. They have great gallery of the comet!
Additional note is that this comet will be visible in the LASCO C3 images by SOHO (Solar & Heliospheric Observatory). It will happen during approx. 12th to 16th of Jan. 2007. You can see latest images of LASCO C3 in this page.
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