- 2006.07.16: 「千の風になって」~秋川雅史テノールコンサート +-+ A Thousand Winds
- 2006.07.10: メガスターII 観てきました
- 2006.02.25: 五輪フィギュア・エキシビション──村主章枝さんの宇宙
- 2006.01.01: A Happy New Year 2006
2006.07.16
「千の風になって」~秋川雅史テノールコンサート +-+ A Thousand Winds
7/14(金)に、テノール歌手の秋川雅史さんのコンサートが近所の富山県・高岡文化ホールであったので聴きに行ってきました。
照明がまだ落とされたままの薄暗いステージに、まず伴奏者の小島さやかさんがおもむろに登場。挨拶もなくまっすぐピアノに向かうと、ものすごい勢いで演奏開始。その演奏が続く中、秋川さんが颯爽と登場、ピアノ演奏は盛り上がりを見せ、ステージは明るくなり、「Love~~~」と浪々と歌い出したのが一曲目の「慕情」(Love is a many splendored thing)。たとえ曲名は知らなくても誰もが一度は聞いたことがあるであろう名曲ですね。
こんな感じで始まったコンサートでは、曲間に秋川さんの親しみやすいトークをはさみつつ、国内外のバラエティあふれる13曲+アンコール1曲を熱唱。イタリア歌曲「オー・ソーレ・ミーオ」(O sole mio) のような声楽の代表曲もあれば、「見上げてごらん夜の星を」のような誰もが知っている曲もあり、終始和やかな雰囲気で、誰もが気軽に楽しめる素敵なコンサートでした。・・・でも、いくら気軽な雰囲気でも、伴奏者が演奏を始めているのにまだ私語を続けている人がわずかながらいたのはちょっと残念でしたが(^^;
ちなみに「見上げてごらん夜の星を」はみんなで歌おう、という趣向でした。上手い人のリードがあると歌いやすかったですね。
美空ひばりさんの曲も何曲かセレクトしてあり、中でも「りんご追分」が印象に残りました。有名な曲なのでしょうけど、私にとっては初めて聞く曲でした。この曲は美空ひばりさん以外にも様々なアーティストによって歌われてきているそうで、アレンジもアーティストによって全然異なるそうです。秋川さんのヴァージョンはいかにテノールらしさを出すかを苦心して研究して完成したものだそうで、節をひたすら長~くのばして歌うのが特徴。どこか日本民謡っぽい? これに対し、ピアノ伴奏は幻想的な雰囲気で、アクセント的にジャズっぽい和音(?)を織り交ぜてあったり。どことなく古風な印象も受ける歌のアレンジと、いかにも現代的な伴奏のアレンジの組み合わせで、とても面白いと思いました。
プログラム最終曲は「千の風になって」。「私のお墓の前で泣かないで下さい/そこに私はいません、眠ってなんかいません/千の風に、千の風になって/あの大きな空を、吹きわたっています」という詩をきっとどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。これは作者不詳の英語詩を作家の新井満さんが和訳したもので、作曲も新井満さんによるものです。この曲は極めてシンプルで美しい旋律で、秋川さんのようなプロの声楽家によるライヴ演奏となると、それはもう素晴らしいものでした。
この「千の風になって」に続くアンコール曲は、「翼を下さい」。なるほど納得、といった選曲。
ところで「千の風になって」の日本語詩ですが、秋川さんは新井満さんによる直訳として紹介していましたが、実は原詩とは結構内容を変えてあったりします。新井満さんご本人も一種の超訳だと言っておられるようです。さらに、新井満さんの本で紹介されている原詩も、どうやら大元の原詩とはかなり異なるようです。作者不詳と言われるこの原詩ですが、今ではメアリー・フライ(Mary Frye)さんというアメリカの女性が1932年に作詩したものという説がほぼ確実なのだとか。これについては別記事で紹介したいと思います。(⇒「千の風になって」原詩の原詩 +-+ Do not stand at my grave and weep)
リンク ~ Link
2006.07.10
天文 (Astronomy) : メガスターII 観てきました
7/7(金)~7/8(土)、仕事で一泊二日で東京へ。仕事は1日目だけで2日目はフリーだったので、お台場の日本科学未来館にメガスターII の上映を観に行ってきました。メガスターII とは、約500万の星を投影する世界最強のプラネタリウム投影機。
私は初代メガスター(約100万星) の上映はその昔観たことがあり、それはもう凄かった。でも今回初めて観たメガスターII は、凄いことは凄いけど、正直初代メガスターと大差ないような? 一等星が色がついている上に瞬いていることが初代メガスターとの大きな違いでしたが、それ以外の違いはよくわかりませんでした。逆に言うと、メガスターは初代の段階でほぼ完成されていたといったところでしょうか。
2006.02.25
五輪フィギュア・エキシビション──村主章枝さんの宇宙
荒川静香さん、金メダル本当におめでとう! 堂々とした見事な演技でした。表彰式で君が代がかかったとき、そっと歌詞を口ずさんでいた姿が印象的でした。
実は、少し前にシャープの液晶ハイヴィジョンの新型、AQUOS Bシリーズの26インチ (LC-26BD1) を予約注文していたのですが、それがうまい具合に女子フィギュア・フリーの前日、2月23日の夕方に届き、地デジのライヴで堪能できました。この機種、発売予定日は3月1日だったのですが、発売日前にも関わらず女子フリーに間に合うように納入してくれたシャープと某大手電器店、そして地方としては他に先駆けて地デジ化を実現してくれたNHK富山、Good Job ですね!
そして、ついさっきまではエキシビションをライヴで見てました。残念ながら今回はNHK地上波ではライヴ中継がなく、アナログCATV (地元CATVではデジタル放送もやってるけど、ウチではまだ契約してない) のBShiで見てたのでハイヴィジョンの恩恵が得られなかったのがちょっと残念ですが、どれも素晴らしい演技で、見て良かったです。
中でも印象に残ったのが、メダルには届かなかったものの4位入賞し、見事エキシビションへの出場を果たした村主章枝さんの演技。リンク中央にそっと置かれた赤いボールはまるで太陽のよう。そして、その周囲を巡る村主さんは惑星、腕の白いフリルはその惑星の雲と空気を表すかのよう。そこはもはや氷が張られた小さなスケートリンクではなく、透明で広大なひとつの宇宙のように思えました。・・・というのはちょっと大げさな表現かもしれませんが、ボールがひとつ置かれていて、その存在を意識するだけで、リンクの広がりが全然違うように感じるんだなぁ、と。
前日の競技の疲れがまだ残っていたのか、ジャンプが綺麗には決まらなかったのがちょっと残念ですが、他のどの出場者よりも印象深い演技だったと思います。村主さんは何かのTV番組で、競技として滑ることは実はあまり好きではなく、ただ、観客の心に届く演技をしたいと語っていたように思います。そんな村主さんにとって、五輪というこの大舞台で見事エキシビションへの出場を果たし、そこで競技という制限には縛られない自由な演技をできたということは、メダルを取ること以上に重要だったのかもしれませんね。
見事金メダルに輝いた荒川静香さんのエキシビションでの演技も素晴らしかったですね。一言で言って、あまりに美しかったです。演技のはじめ、すっと滑り出しのその瞬間がもう本当に綺麗で、なんか一瞬涙が出てきそうな、そしてゆっくりとした演技の中でそんな美しさがずっと続いたような。こういう風にゆっくりとした演技を美しく魅せることは、スピーディな演技を決めること以上に難しいことのように思えますし、金メダリストにふさわしい、素晴らしい演技だったと思います。
他の出場者では、終盤のあのヴァイオリンの生演奏に合わせての演技は素敵すぎました。男子シングル金のプルシェンコのときなんかもう、やばいというか、危ないというか、あれはもうおかしいみたいな。現地で生で観られた人がうらやましすぎです。
ところで、村主さんの演技を見てふと思いついたのですが、リンクの上部にメガスター (ネスカフェのCMでおなじみの世界最強のプラネタリウム) を逆さに設置して、フィギュアの演出に使えないかなーと。ドームではなく平らなリンクへの投影、しかも広さがそれなりにあり、さらに演技者にスポットライトを当てた状態でも充分に見易いような高輝度の実現など、難しい問題もあるとは思いますが、学術的な存在としてのプラネタリウムというよりは、ひとつのアートとして展開するメガスターにとって、とても面白い可能性のように思います。大平さん (メガスターの作者) に提案してみようかな?w
さて、もうすぐNHK地デジでのエキシビションの録画放送があるので、今度はハイヴィジョンでもう一度観なければっ!
2006.01.01
A Happy New Year 2006

今年もよろしくお願い致します。





