エンターテインメント
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映画、アニメ、ライトノベル、小説、漫画、ゲームなどのレビュー
Entry List

2014.01.14

映画「永遠の0」に不快感

映画「永遠の0」観てきました。私にとっては不快な映画でした。とても。

映画「永遠の0」に不快感

2012.11.10

新海誠「秒速5センチメートル」ラストシーンに共感

新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」をレンタルで観ました (感想、レビュー)。3つの連作短編から成る約60分の作品。このわずか60分の中に、小学校時代の出会いと別れ、そして大人になってから再会するまでの長い長い物語が凝縮されています。タイトルの「秒速5センチメートル」とは、「桜の花びらが舞い落ちる速度」を意味するのだそうです。そのラストシーン、賛否両論あるようですが、私は力強く共感し、元気をもらえたような気がしました。本記事のこの先は既に見た人向けの内容になります。ネタバレ注意。

新海誠「秒速5センチメートル」ラストシーンに共感

2012.10.08

「人類は衰退しました」の序章としての「銀色ふわり」

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有沢まみずさんによる「銀色ふわり」 (電撃文庫) という小説 (ラノベ) 読みました。(レビュー、書評、感想)これは典型的ないわゆる「セカイ系」 (というらしい。意味が気になる人は各自でググろう) に分類されるボーイ・ミーツ・ガールもの。冬を舞台に、美しい情景描写と併せて静かに進んでいく感じが好き。タイトルと表紙絵が内容をよく表していると思いますので、表紙が気になったら買いです。

現在のところ1巻のみが発売されています。しかし1巻で完結というわけではなく、あとがきによると続編の構想もあったようなんです。でも発売からもう数年経ってるのに残念ながら未だ続巻なし。ただし、この1巻だけでもよくまとまっていますし、足りない部分は妄想で補えばOKかな。でも続編いつか出るなら読みたい。ぜひ読みたい。

この「銀色ふわり」は、SF作品なのですが、そのSF設定からは、「人類は衰退しました」を強く連想させれました。作者も違いますし、直接的には何ら関連の無い作品ですが、この2作の繋がりについて勝手に妄想してみることにします。以下ネタバレ&長文注意。さて、「人類は衰退しました」とは。

「人類は衰退しました」の序章としての「銀色ふわり」

2012.08.08

創元推理文庫が読み辛い ~本のデザインの話~

創元推理文庫の越谷オサム「ボーナス・トラック」を買ってみたものの、ページを開くと文字がびっしりでクラクラ来て本を閉じてしまう...という。これはきっと文字が小さすぎるせいで、ラノベに慣れた俺にはキツい。そんな話をTwitterに書いたところ、「いやラノベって実は文字が小さめの傾向だし、創元推理文庫との違いは行数にしてせいぜい1~2行なんでは?」という指摘が。ええー!? そこでちょっと比較を。

創元推理文庫が読み辛い ~本のデザインの話~

2012.07.21

小説「南極点のピアピア動画」レビュー

野尻抱介先生による小説「南極点のピアピア動画」 (レビュー、書評、感想) は、夢あふれる明るい近未来を超楽天的に描く力強いSF。全4話から成る連作。1話と4話のラストが映像的に美し過ぎる。ミクさんマジ天使!

話のスケールのインフレーションが痛快。1話は現実世界のニコニコ動画で進行中の計画の延長線上、3話は地味と思ったらいきなりぶっとぶ。現実の延長から話を発展させてるので、そんな未来が何だか本気で実現できそうな感覚に。

さて、ミクさんをよく知らない人向けに補足を。私もミクさんの世界には最近触れるようになったばかりのにわかなので若干的はずれな解説かもしれませんが。ネタバレはありません。

小説「南極点のピアピア動画」レビュー

2012.07.13

合唱アニメ「TARI TARI」第2話に心震える

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合唱アニメ「TARI TARI」 (2012年夏の新作) を第2話まで見ましたがこれは凄い!

内容としては、とある理由で声楽部で歌わせてもらえない主人公が、声楽部を辞めて新規に合唱部を立ち上げ、人を集めて合唱に取り組むというお話。数人編成のポップス寄りのコーラスで行くのかと思えば、普通に10人ぐらい (男子含む混声) 集めて、大編成とは言えないまでもガチのクラシック寄りの合唱で行く模様。この先はちょこっとネタバレ気味。

合唱アニメ「TARI TARI」第2話に心震える

2012.07.10

宇宙戦艦ヤマト 2199 第1章 レビュー

さて、放送前のPVを見た限りでは期待より不安が大きいという感想を持ったわけですが。私は松本零士ファンですし、松本零士あってのヤマトだと思っています。その松本零士の参加のない本作がどうなるか。でも、居たんですよ、松本零士。

宇宙戦艦ヤマト 2199 第1章 レビュー

2012.06.06

コミック「1/11」を表紙買い。聖地を発見

中村尚儁さん作の「1/11 じゅういちぶんのいち」という漫画を買いました。Twitterで見掛けた短いレビューで気になって、表紙を見たら惚れて、購入決定です。その第1巻の表紙がこれ。

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遠目には写真っぽく見える、写実的な彩色が印象的。そして、見覚えのある風景だな、と思ったのが決め手でした。だったのですが...

このリンク先の6枚目の写真、「左フェンス内は国際基督教大学」を見て下さい。これは...

コミック「1/11」を表紙買い。聖地を発見

「ぼのぼの」36巻 ~終わりの始まり~

いがらしみきお「ぼのぼの」第36巻が発売されました。そのレビュー (書評、感想) を。ネタバレ気味なのでご注意を。その表紙と裏表紙がこれ。

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キャラは一切描かれておらず、ただ、一本の巨木が描かれています。これは、ぼのぼのの森にある大きな山の山頂に生える巨木「クモモの木」です。初期の頃には存在しなかった木であり、いつから登場しているのかは覚えていませんが、森のどこからでもよく見える、この森を象徴するような木です。その木が、枯れてしまうというのが本巻の最初のお話。表紙の折り返しには、こんな短い詩が書かれています。

「ぼのぼの」36巻 ~終わりの始まり~

2012.05.06

アニメ「Aチャンネル」レビュー & AMV/MAD ~めぐる季節~

アニメ「Aチャンネル」、先日アニマックスにて全12話一挙放送があったので見ることができました。評価が高いというのは聞いていましたが、季節感ある映像が素晴らしく、評判通りの良作でした。勢い余ってAMV/MADなど編集してみたり。

Aチャンネルとは

アニメ「Aチャンネル」レビュー & AMV/MAD ~めぐる季節~

2012.04.16

映画「バトルシップ」の原作ゲーム

映画「バトルシップ」(BATTLESHIP) 観てきました。いやー、超古典! 超お約束! 超王道! それをハイクオリティな映像とサウンドで。安心して楽しめる超熱い娯楽映画でした。話の内容は基本は「宇宙戦争」であり「インデペンデンス・デイ」なんですが、「宇宙戦艦ヤマト」に通じる部分があり、「首都消失」っぽい設定があったり、日本人キャラが準主役級キャラとして登場していたり、日本へのオマージュも多々感じられる感じ。ところでこの映画、実はゲームが原作 (というか原案) で、それがたまたま私が小学生の頃によく遊んだゲームだったんです。30代以上の方なら結構記憶の片隅に残ってるかも?

映画「バトルシップ」の原作ゲーム

2012.03.20

ギャラリー > 微速度撮影 :
呉羽山から望む富山市方面の夜明け 微速度撮影 2012/3/20

※3/20の夜に色調再調整してアップロードし直しました。

スタジオジブリ映画「耳をすませば」のラスト、高台から見下ろす都市上空に登る日の出のシーンに似た動画を目指して撮ってみました。富山県富山市の呉羽山の山頂展望台から望む、富山市方面の夜明けです。良好な透明度と良い月、良い雲に恵まれた朝でした。あとは下界に霧が出れば完璧ですが...そこまで条件が揃うのは難しい。曲は「カントリー・ロード」、手元にあった合唱譜から打ち込んでみた。

今回、真っ暗なうちに撮影開始し、そのまま日の出までシームレスに繋ぐという撮影に初挑戦してみました。まあうまく行ったかと。そう難しいことではないですが少々工夫が必要です。

呉羽山から望む富山市方面の夜明け 微速度撮影 2012/3/20

2012.02.21

宇宙戦艦ヤマト2199 長編PV公開

初代「宇宙戦艦ヤマト」の初のリメイクアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の長編PVが公開されました。最初に公開された特報ムービーのがっかり感は半端無かったですが、この新たに公開された長編PVはまあ見れるかな? しかし不安は消えない。

宇宙戦艦ヤマト2199 長編PV公開

2012.02.15

小説「陽だまりの彼女」を表紙買い

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「陽だまりの彼女」(越谷オサム) の文庫版の表紙があまりに可愛かったのでつい買ってしまいました。ということで、ネタバレ無しのショートレビュー(感想、書評)を。

正直、半分を少し過ぎた頃にはだいたいのオチが読めてしまいました。そこからは少し冷めた目で読んでしまいましたが、しかし最後まで読んだら、そんなのは全然全く問題じゃなかった。ラスト2ページが良すぎます。

小説「陽だまりの彼女」を表紙買い

2012.02.12

アニメ「あの花」の聖地巡礼・微速度動画が素晴らしい! (星空含む)

「あの花」とは、TVアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のこと。内容としては、幼少の頃の仲良し6人組は、そのうち1人が遠くに旅立ったことをきっかけにバラバラになり、高校生になった今は、すっかり疎遠になっていた。しかし、遠くに行っていたその1人がある日突然戻ってきたことをきっかけに、失われていた絆を再び築いていく、という友情と恋の物語。こう書くとめっちゃベタでクサいですが、本当に純粋で、本当にベタなお話。全11話と短めなので見易いと思います。今回のブログ記事はネタバレ無しで書いてあります。

「とらドラ!」のメインスタッフ3人が手掛けたオリジナルアニメということでレンタルで借りて見てみましたが、良かったです。公式サイトに掲載されているプロモーションビデオ第1弾が素晴らしい出来なので、まずはそれを見てみることをお勧めします。

そしてこの作品は、埼玉県の秩父が舞台となっており、実在の風景が多数登場します。その秩父の複数の聖地で微速度撮影を行ない、全1万コマ超の撮影で作られたのがこの動画。いやー素晴らしい。そして懐かしい。秩父は、何度も星見に行ったことがある思い出深い場所。

アニメ「あの花」の聖地巡礼・微速度動画が素晴らしい! (星空含む)

2012.02.07

「とらドラ!」 クリスマスに水星は逆行する...?

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「とらドラ!」アニメ版のクリスマス編は第17~19話までの3話構成で、その最初の1話となる第17話のサブタイトルは「クリスマスに水星は逆行する」。ちょっと謎めいてますね。これがどういう意味なのか考察してみました。ネタバレ含みますので要注意。

「とらドラ!」 クリスマスに水星は逆行する...?

2012.02.05

映画「ディープ・インパクト」の主人公とは

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「ディープ・インパクト」(1998年) は、巨大彗星の地球衝突という危機を描いた映画だ。今更ながら簡単にレビューを書いてみた。

この映画を観る際には、ひとつ知っておいて欲しい事実がある。

映画「ディープ・インパクト」の主人公とは

2012.01.21

小説「とらドラ!」に、世の夢と現を想う

小風邪が長引き、仕事も進まず、ちょっと欝入ってます。本格的に体調崩すと非常にまずいのでなるべく布団に潜り込んで安静に努めていましたが、何もしないよりはせめて本読もう、と小説「とらドラ!」読んでました。これ読むと自分の過去の色んなことがリアルな気持ちごと思い出されてしまった。特に5巻以降が面白いがその高いクオリティゆえに心傷を負いかねない本かも。



人間は誰でも、幸せを夢見るだろう。しかし、

『人生、おもいどおりにはなんねーぞ!!!』(小説「とらドラ8!」)


なのだ。だから、人は、他人の中に、あるいは物語の中に、自分には実現できないであろう幸せを夢見る。

「とらドラ!」(作: 竹宮ゆゆこ) は、ラブコメというジャンルのライトノベル (本編 全10巻 完結+スピンオフ3巻) であり、またそれを原作とするアニメーション作品 (全25話) である。

ラブコメには「お約束」がある。それは、「ハッピーエンドで終わるラブストーリー」だということだ。

小説「とらドラ!」に、世の夢と現を想う

2012.01.11

アニメ「とらドラ!」の星空

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「とらドラ!」なるラブコメアニメを見た。深夜にCS付けたらたまたまやってて、どうやら不機嫌女子萌え属性があるらしい俺はすっかりハマって、動画配信サイト「ShowTime」の有料配信でつい全話見てしまった。ShowTimeでは、第1話は会員無料、全25話の30日パックが1,764円

タイトルの「とらドラ!」とは、「虎と竜」の意味。虎とは、ヒロインの小柄な凶暴美少女「手乗りタイガー」こと逢坂大河のことであり、竜とは主人公の高須竜児のこと。

不機嫌女子...とはつまりツンデレでいいのかな? でも他の作品いわゆるツンデレキャラにはあまり萌えないかも。とらドラの大河の場合、主人公に対してはデレを見せることはあんまり無くて、その代わりに陰を見せる。そういうところに萌えますな。

この作品の星空のシーンが秀逸だったのでキャプ付きで紹介したい。

「とらドラ!」 第15話「星は、遠く」より

アニメ「とらドラ!」の星空

2011.11.19

「ラーゼフォン」感想 ~「宇宙戦艦ヤマト 2199」の出渕裕氏の監督作~

初代「宇宙戦艦ヤマト」のリメイク版である「宇宙戦艦ヤマト 2199」を監督する出渕裕氏、この方が、これまでにシリーズを通して監督した唯一の作品が「ラーゼフォン」。ショウタイムという動画配信サイトで安かった (今なら6話まで無料、全話パックが44%OFF) ので通して見てみた。以下、ネタバレにならない範囲で感想を。

「ラーゼフォン」感想 ~「宇宙戦艦ヤマト 2199」の出渕裕氏の監督作~

2011.11.12

「宇宙戦艦ヤマト2199」 特報ムービー

初代「宇宙戦艦ヤマト」が、劇場アニメとしてリメイクされる。タイトルは「宇宙戦艦ヤマト2199」。またヤマトか、と思われる方もいらっしゃるだろうが、実は初代ヤマトのリメイクは、昨年の実写版が初であり、アニメとしてのリメイクはこれが初だったりする。

で、その特報ムービーがこれなわけだが...。

「宇宙戦艦ヤマト2199」 特報ムービー

2011.03.16

雑想 : 震災救助活動応援歌、アンパンマンのマーチ

君はスーパーマンやウルトラマンにはなれない。

でも、君はアンパンマンにはなれるかもしれない。

日本語歌詞、および英語対訳付き。
英語対訳は拙訳につき、正確ではない部分もあるかも。

各地の自治体、各地のNPO等が、救難物資の寄付を受け付けています。その一部を紹介します:

2011.01.09

初代ヤマトの原案に近かった実写版ヤマト

実写版ヤマト (SPACE BATTLESHIP ヤマト)、公開直後はネタバレを避けるために内容にはあまり触れなかったが、そろそろ書いてもいい頃だろう。

先述の通り、バトルスター・ギャラクティカの猿真似が多すぎるのにも閉口したが、何が一番納得行かなかったかというと、、、

初代ヤマトの原案に近かった実写版ヤマト

2010.12.04

実写版ヤマト vs 元ネタ

ヤマトのアニメ版はギャラクティカやスターウォーズより先んじて世に出て、ギャラクティカやスターウォーズに少なくない影響を与えたのかもしれない。でも、アニメ版ヤマトとギャラクティカやスターウォーズの映像を比較しても、そっくりという印象は受けない。

でもこれはどうだろう。。。

このように、細切れ編集で似た映像を集めれば、実際のところはあまり似てない映像でも、よく似てるという印象を作り出すことは簡単かもしれない。しかし実写版ヤマト vs ギャラクティカの場合、それぞれのシーンをもっと長く比較すると、似てるということがよりハッキリしてくるから困りもの。

2010.12.02

ヤマトの映画を観てきた

・・・という夢をみたんだ。ということにしておこう。。。

ヤマトの映画を観てきた

2010.05.29

雑想 : アンパンマンは実在する!

アンパンマン・マーチのフルバージョン。まずはぜひこれを通して聞いてみて欲しい。これは決して子供向けの歌ではない。作詩家でありアンパンマンの作者でもあるやなせたかしさんは自身も戦地に赴いた身であるし、弟さんは特攻隊として戦死されたという。そういう体験を背景に生み出されたのが、このアンパンマン・マーチだ。アンパンマン・マーチに使われている言葉は全て、やなせたかしさんとその弟さんとの間で交わされたものだったという。

そう思うとこの映像も、なんとも恐ろしいものがある。この映像には花火が多用されている。花火は美しいものではあるが、それだけではない。花火はいわば戦火の象徴であり、戦争を忘れないという、鎮魂の意味が込められている。日本各地で夏に開催される華やかな花火大会の多くには、二次大戦での戦死者への慰霊という目的があるのだ。

この映像では、花火の中を編隊を組んで飛ぶアンパンマン達の姿が、対空砲火をかいくぐって飛ぶ軍用機の姿とかぶる。しかし、戦争では軍用機は命を賭して爆弾を運んだが、アンパンマンは食料を運んでいる。たとえ食料を与えた結果、自身が危機に陥ることになっても。

アンパンマンに込められた平和への願い。「食足世平」という言葉が連想される。これは、

アンパンマンは実在する!

2006.06.30

雑想 : 夢は未来に成る~松本零士先生トークショーより (2chより転載)

2ch掲示板の懐かし漫画板に松本零士先生のトークショーのレポを書いてくれた人がいたのですが、なかなか面白かったので抜粋して紹介。

全文はこちら: 松本零士作品を語り合うスレ 三巻
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1106335226/927-937

  ・現在いろいろな仕事が止まっているのは、自宅の資料室で温水線断裂事故が発生したため。
  →もうちょっとで再開予定。

  ・昔も今も昆虫漫画(昆虫の視点の漫画)が描きたい。
  →最近とある編集部からオファーが。

  ・蛍をみると女性を連想する。
  →以前虫研究家と一緒に仕事をしたとき、蛍の挿絵に紀貫之の句を載せたが、発刊時に削除されていた。

  ・小さいときからアメコミの翻訳をしていた。
  →英語の成績は非常に悪かったが、台詞の翻訳は正確だった。

  ・(前項の飛行機がらみの)亡くなった友人と愛猫ミー(ミィ?)君への言葉の話。
  →「時の接するところで、また我の元に来たれ」等。
  →愛猫1代目はアメリカで死亡。
  →現在は3代目、体長1m、体重およそ8kg

  ・以前お前の絵はペンキの絵だと言われた。
  →実物を自分の目で見なければ立体的な絵は描けない。
  →モノには見えない裏側がある。

  ・描くモノは自分の両眼で確かめろ、モノは平面ではない。

  ・ある時取材旅行でいった山で世界を悟った。
  →世界は俺が生まれる前から存在する、
  こんな大きな世界で何をくよくよすることがあるか。
  →〆切なんて、いったいなんだっていうのか。

  ・未来は皆の胸の中にすでにある。
  →胸にある思いはすでに"存在する"未来である。
  →夢は未来に成る。

  ・昔子供のころに憧れたモノが存在する=誰かがそれに憧れていたのかも。

  →模倣、応用、改良、発展までいけばセミプロ、
  しかし次の"創作"までの壁が巨大。

  ・何事も歯を食い縛って泣いてがんばれ。
  →これからは君たちの時代。
  →きっと100年以上生きられる時代がもうすぐ来る。
  →食うときは食う、寝るときは寝る。
  →自分がノイローゼになるくらいなら相手をノイローゼにしろ。
  →1に気力、2に気力。

  Q3,挫折したことはありますか? 挫折から立ち上がる方法は?
  A,クビになったときとか打ち切りのときは流石にへこむ。
    明日は見てろよ等、リベンジ精神が重要。
    その日のうちにカラオケで熱唱してるとか、切り替えと充電も重要。
    若いときの挫折は、まだ片膝ついただけ、すぐ立ち上がれる。
    作家は自分が全て、自分を鍛え、全てに立ち向かう。
    泣くのは恥じゃない。
    夢を忘れるな、夢にすがるのもいい。

  Q4,アニメの原作者の立場として、何か思うところはあるか?
  A,自分でアニメもやってしまうのであまり区別して考えたことはないが......。
    作中の、ある一言で断固として何を表現したいのかを考える。
    作中のただ一言のために物語を考える。
    またその一言を普通の映画や作品の中から見出せる技術を磨くと、よいかも。
    漫画家が漫画ばかりみても仕方ないし、小説家が小説ばかり読んでいるのも意味がない。
    多くの体験、経験、それらを含めた広い知識などの蓄積が重要。
    あとは執念だ。

  以上。


・未来は皆の胸の中にすでにある。
→胸にある思いはすでに"存在する"未来である。
→夢は未来に成る。

素敵な言葉ですね。これは「未来」を「過去」に置き換えても成立するのではないでしょうか。

たとえ誰かが亡くなっても、その人と時を共に過ごした誰かの胸の中にある思い出が、その誰かの生き方に影響を与え続ける。これは亡くなった誰かが、ある意味では今も存在し、生き続けているということに他ならない。

そして亡くなった誰かに影響を受けている誰かが、また別の誰かに影響を与え、そうすることによって亡くなった誰かの命をまた別の誰かに繋いでいく。

命とはそうやって、過去から未来まで途切れることなく無限に繋がっているものなのでしょう。それが松本零士先生が「銀河鉄道999」をはじめとする作中でテーマとしている「時の環」なのかもしれませんね。

もう一歩踏み込むと、例えば松本先生が山で世界を悟ったように、色々な何かが生き方に影響していくなら、それらの何かは生きている、と言えるのかもしれません。つまり、他の誰かから、他の何かから影響を受けることが命ということであるなら、人間と動植物の違い、あるいは生物と無生物の違いでさえ、小さな違いに過ぎないのかも。

よろしければ「千の風になって」原詩の原詩のほうもご一読下さい。関連が深い内容になってます。

ところで、松本先生は最近はあまり作品を発表されて無いように思いますが、もうすぐ再開予定と聞いてひと安心です。それも大好きな昆虫漫画を描くことになるかもしれないとか? 楽しみです。