エンターテインメント: 2012年
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映画、アニメ、ライトノベル、小説、漫画、ゲームなどのレビュー
Entry List

2012.11.10

新海誠「秒速5センチメートル」ラストシーンに共感

新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」をレンタルで観ました (感想、レビュー)。3つの連作短編から成る約60分の作品。このわずか60分の中に、小学校時代の出会いと別れ、そして大人になってから再会するまでの長い長い物語が凝縮されています。タイトルの「秒速5センチメートル」とは、「桜の花びらが舞い落ちる速度」を意味するのだそうです。そのラストシーン、賛否両論あるようですが、私は力強く共感し、元気をもらえたような気がしました。本記事のこの先は既に見た人向けの内容になります。ネタバレ注意。

新海誠「秒速5センチメートル」ラストシーンに共感

2012.10.08

「人類は衰退しました」の序章としての「銀色ふわり」

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有沢まみずさんによる「銀色ふわり」 (電撃文庫) という小説 (ラノベ) 読みました。(レビュー、書評、感想)これは典型的ないわゆる「セカイ系」 (というらしい。意味が気になる人は各自でググろう) に分類されるボーイ・ミーツ・ガールもの。冬を舞台に、美しい情景描写と併せて静かに進んでいく感じが好き。タイトルと表紙絵が内容をよく表していると思いますので、表紙が気になったら買いです。

現在のところ1巻のみが発売されています。しかし1巻で完結というわけではなく、あとがきによると続編の構想もあったようなんです。でも発売からもう数年経ってるのに残念ながら未だ続巻なし。ただし、この1巻だけでもよくまとまっていますし、足りない部分は妄想で補えばOKかな。でも続編いつか出るなら読みたい。ぜひ読みたい。

この「銀色ふわり」は、SF作品なのですが、そのSF設定からは、「人類は衰退しました」を強く連想させれました。作者も違いますし、直接的には何ら関連の無い作品ですが、この2作の繋がりについて勝手に妄想してみることにします。以下ネタバレ&長文注意。さて、「人類は衰退しました」とは。

「人類は衰退しました」の序章としての「銀色ふわり」

2012.08.08

創元推理文庫が読み辛い ~本のデザインの話~

創元推理文庫の越谷オサム「ボーナス・トラック」を買ってみたものの、ページを開くと文字がびっしりでクラクラ来て本を閉じてしまう...という。これはきっと文字が小さすぎるせいで、ラノベに慣れた俺にはキツい。そんな話をTwitterに書いたところ、「いやラノベって実は文字が小さめの傾向だし、創元推理文庫との違いは行数にしてせいぜい1~2行なんでは?」という指摘が。ええー!? そこでちょっと比較を。

創元推理文庫が読み辛い ~本のデザインの話~

2012.07.21

小説「南極点のピアピア動画」レビュー

野尻抱介先生による小説「南極点のピアピア動画」 (レビュー、書評、感想) は、夢あふれる明るい近未来を超楽天的に描く力強いSF。全4話から成る連作。1話と4話のラストが映像的に美し過ぎる。ミクさんマジ天使!

話のスケールのインフレーションが痛快。1話は現実世界のニコニコ動画で進行中の計画の延長線上、3話は地味と思ったらいきなりぶっとぶ。現実の延長から話を発展させてるので、そんな未来が何だか本気で実現できそうな感覚に。

さて、ミクさんをよく知らない人向けに補足を。私もミクさんの世界には最近触れるようになったばかりのにわかなので若干的はずれな解説かもしれませんが。ネタバレはありません。

小説「南極点のピアピア動画」レビュー

2012.07.13

合唱アニメ「TARI TARI」第2話に心震える

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合唱アニメ「TARI TARI」 (2012年夏の新作) を第2話まで見ましたがこれは凄い!

内容としては、とある理由で声楽部で歌わせてもらえない主人公が、声楽部を辞めて新規に合唱部を立ち上げ、人を集めて合唱に取り組むというお話。数人編成のポップス寄りのコーラスで行くのかと思えば、普通に10人ぐらい (男子含む混声) 集めて、大編成とは言えないまでもガチのクラシック寄りの合唱で行く模様。この先はちょこっとネタバレ気味。

合唱アニメ「TARI TARI」第2話に心震える

2012.07.10

宇宙戦艦ヤマト 2199 第1章 レビュー

さて、放送前のPVを見た限りでは期待より不安が大きいという感想を持ったわけですが。私は松本零士ファンですし、松本零士あってのヤマトだと思っています。その松本零士の参加のない本作がどうなるか。でも、居たんですよ、松本零士。

宇宙戦艦ヤマト 2199 第1章 レビュー

2012.06.06

コミック「1/11」を表紙買い。聖地を発見

中村尚儁さん作の「1/11 じゅういちぶんのいち」という漫画を買いました。Twitterで見掛けた短いレビューで気になって、表紙を見たら惚れて、購入決定です。その第1巻の表紙がこれ。

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遠目には写真っぽく見える、写実的な彩色が印象的。そして、見覚えのある風景だな、と思ったのが決め手でした。だったのですが...

このリンク先の6枚目の写真、「左フェンス内は国際基督教大学」を見て下さい。これは...

コミック「1/11」を表紙買い。聖地を発見

「ぼのぼの」36巻 ~終わりの始まり~

いがらしみきお「ぼのぼの」第36巻が発売されました。そのレビュー (書評、感想) を。ネタバレ気味なのでご注意を。その表紙と裏表紙がこれ。

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キャラは一切描かれておらず、ただ、一本の巨木が描かれています。これは、ぼのぼのの森にある大きな山の山頂に生える巨木「クモモの木」です。初期の頃には存在しなかった木であり、いつから登場しているのかは覚えていませんが、森のどこからでもよく見える、この森を象徴するような木です。その木が、枯れてしまうというのが本巻の最初のお話。表紙の折り返しには、こんな短い詩が書かれています。

「ぼのぼの」36巻 ~終わりの始まり~

2012.05.06

アニメ「Aチャンネル」レビュー & AMV/MAD ~めぐる季節~

アニメ「Aチャンネル」、先日アニマックスにて全12話一挙放送があったので見ることができました。評価が高いというのは聞いていましたが、季節感ある映像が素晴らしく、評判通りの良作でした。勢い余ってAMV/MADなど編集してみたり。

Aチャンネルとは

アニメ「Aチャンネル」レビュー & AMV/MAD ~めぐる季節~

2012.04.16

映画「バトルシップ」の原作ゲーム

映画「バトルシップ」(BATTLESHIP) 観てきました。いやー、超古典! 超お約束! 超王道! それをハイクオリティな映像とサウンドで。安心して楽しめる超熱い娯楽映画でした。話の内容は基本は「宇宙戦争」であり「インデペンデンス・デイ」なんですが、「宇宙戦艦ヤマト」に通じる部分があり、「首都消失」っぽい設定があったり、日本人キャラが準主役級キャラとして登場していたり、日本へのオマージュも多々感じられる感じ。ところでこの映画、実はゲームが原作 (というか原案) で、それがたまたま私が小学生の頃によく遊んだゲームだったんです。30代以上の方なら結構記憶の片隅に残ってるかも?

映画「バトルシップ」の原作ゲーム

2012.03.20

ギャラリー > 微速度撮影 :
呉羽山から望む富山市方面の夜明け 微速度撮影 2012/3/20

※3/20の夜に色調再調整してアップロードし直しました。

スタジオジブリ映画「耳をすませば」のラスト、高台から見下ろす都市上空に登る日の出のシーンに似た動画を目指して撮ってみました。富山県富山市の呉羽山の山頂展望台から望む、富山市方面の夜明けです。良好な透明度と良い月、良い雲に恵まれた朝でした。あとは下界に霧が出れば完璧ですが...そこまで条件が揃うのは難しい。曲は「カントリー・ロード」、手元にあった合唱譜から打ち込んでみた。

今回、真っ暗なうちに撮影開始し、そのまま日の出までシームレスに繋ぐという撮影に初挑戦してみました。まあうまく行ったかと。そう難しいことではないですが少々工夫が必要です。

呉羽山から望む富山市方面の夜明け 微速度撮影 2012/3/20

2012.02.21

宇宙戦艦ヤマト2199 長編PV公開

初代「宇宙戦艦ヤマト」の初のリメイクアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の長編PVが公開されました。最初に公開された特報ムービーのがっかり感は半端無かったですが、この新たに公開された長編PVはまあ見れるかな? しかし不安は消えない。

宇宙戦艦ヤマト2199 長編PV公開

2012.02.15

小説「陽だまりの彼女」を表紙買い

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「陽だまりの彼女」(越谷オサム) の文庫版の表紙があまりに可愛かったのでつい買ってしまいました。ということで、ネタバレ無しのショートレビュー(感想、書評)を。

正直、半分を少し過ぎた頃にはだいたいのオチが読めてしまいました。そこからは少し冷めた目で読んでしまいましたが、しかし最後まで読んだら、そんなのは全然全く問題じゃなかった。ラスト2ページが良すぎます。

小説「陽だまりの彼女」を表紙買い

2012.02.12

アニメ「あの花」の聖地巡礼・微速度動画が素晴らしい! (星空含む)

「あの花」とは、TVアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のこと。内容としては、幼少の頃の仲良し6人組は、そのうち1人が遠くに旅立ったことをきっかけにバラバラになり、高校生になった今は、すっかり疎遠になっていた。しかし、遠くに行っていたその1人がある日突然戻ってきたことをきっかけに、失われていた絆を再び築いていく、という友情と恋の物語。こう書くとめっちゃベタでクサいですが、本当に純粋で、本当にベタなお話。全11話と短めなので見易いと思います。今回のブログ記事はネタバレ無しで書いてあります。

「とらドラ!」のメインスタッフ3人が手掛けたオリジナルアニメということでレンタルで借りて見てみましたが、良かったです。公式サイトに掲載されているプロモーションビデオ第1弾が素晴らしい出来なので、まずはそれを見てみることをお勧めします。

そしてこの作品は、埼玉県の秩父が舞台となっており、実在の風景が多数登場します。その秩父の複数の聖地で微速度撮影を行ない、全1万コマ超の撮影で作られたのがこの動画。いやー素晴らしい。そして懐かしい。秩父は、何度も星見に行ったことがある思い出深い場所。

アニメ「あの花」の聖地巡礼・微速度動画が素晴らしい! (星空含む)

2012.02.07

「とらドラ!」 クリスマスに水星は逆行する...?

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「とらドラ!」アニメ版のクリスマス編は第17~19話までの3話構成で、その最初の1話となる第17話のサブタイトルは「クリスマスに水星は逆行する」。ちょっと謎めいてますね。これがどういう意味なのか考察してみました。ネタバレ含みますので要注意。

「とらドラ!」 クリスマスに水星は逆行する...?

2012.02.05

映画「ディープ・インパクト」の主人公とは

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「ディープ・インパクト」(1998年) は、巨大彗星の地球衝突という危機を描いた映画だ。今更ながら簡単にレビューを書いてみた。

この映画を観る際には、ひとつ知っておいて欲しい事実がある。

映画「ディープ・インパクト」の主人公とは

2012.01.21

小説「とらドラ!」に、世の夢と現を想う

小風邪が長引き、仕事も進まず、ちょっと欝入ってます。本格的に体調崩すと非常にまずいのでなるべく布団に潜り込んで安静に努めていましたが、何もしないよりはせめて本読もう、と小説「とらドラ!」読んでました。これ読むと自分の過去の色んなことがリアルな気持ちごと思い出されてしまった。特に5巻以降が面白いがその高いクオリティゆえに心傷を負いかねない本かも。



人間は誰でも、幸せを夢見るだろう。しかし、

『人生、おもいどおりにはなんねーぞ!!!』(小説「とらドラ8!」)


なのだ。だから、人は、他人の中に、あるいは物語の中に、自分には実現できないであろう幸せを夢見る。

「とらドラ!」(作: 竹宮ゆゆこ) は、ラブコメというジャンルのライトノベル (本編 全10巻 完結+スピンオフ3巻) であり、またそれを原作とするアニメーション作品 (全25話) である。

ラブコメには「お約束」がある。それは、「ハッピーエンドで終わるラブストーリー」だということだ。

小説「とらドラ!」に、世の夢と現を想う

2012.01.11

アニメ「とらドラ!」の星空

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「とらドラ!」なるラブコメアニメを見た。深夜にCS付けたらたまたまやってて、どうやら不機嫌女子萌え属性があるらしい俺はすっかりハマって、動画配信サイト「ShowTime」の有料配信でつい全話見てしまった。ShowTimeでは、第1話は会員無料、全25話の30日パックが1,764円

タイトルの「とらドラ!」とは、「虎と竜」の意味。虎とは、ヒロインの小柄な凶暴美少女「手乗りタイガー」こと逢坂大河のことであり、竜とは主人公の高須竜児のこと。

不機嫌女子...とはつまりツンデレでいいのかな? でも他の作品いわゆるツンデレキャラにはあまり萌えないかも。とらドラの大河の場合、主人公に対してはデレを見せることはあんまり無くて、その代わりに陰を見せる。そういうところに萌えますな。

この作品の星空のシーンが秀逸だったのでキャプ付きで紹介したい。

「とらドラ!」 第15話「星は、遠く」より

アニメ「とらドラ!」の星空